https://earthquake.tenki.jp/bousai/earthquake/entries/level-5-minus/


関東北部で震度5弱の地震発生。

大陸のプレートに大平洋プレートが滑り混んでいるので、震源はちょうどその境の部分だろう。

大平洋プレートの滑り込みは常時起きている事だが、まれにそれを阻害する岩盤がありそれが崩れる事で地震が発生する。

これまで阻害していた物が無くなったので滑り込みは進み、大陸プレートの端では大平洋プレートに引き込まれて歪みが生まれる。

その歪みがゆっくり解放されるのがスロースリップの原因なので、今回の地震が千葉の房総での地震に関与する。

房総沖でも大規模な地震の発生リスクはあるが、普段からエネルギーを放出しているのでその可能性は低い。


やはり気になるのが相模湾の地下だ。

大陸プレートと大平洋プレートの接合に加えて、フィリピン海プレートが加わり複雑な状態だ。

大陸プレートと大平洋プレートだけならスムーズに滑り込めても、更に別のプレートがら圧力が加われば滑り込みを妨害する。

大平洋プレートとフィリピン海プレートが

重なり合い滑り込む先が、日本海の能登の

周辺だ。

能登半島での地震は、首都圏直下型の地震の発生確率を高くする。

つまり、

首都圏直下地震の発生させる条件は整いつつある。

後は接合面の強度がどこまで耐えられるかだ。

両サイドに力を加えたお煎餅が、どのタイミングで割れるかだろう。

大きく割れる前に、その予兆とも言える地震があってから、大きく2つに分裂するのが普通だろう。


伊豆半島根元は、大平洋プレートとフィリピン海プレートが共に大陸プレートのしたに滑り込む入り口なので、ここでの異変には気をつけたい。