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スローリーフと呼ばれる現象が、巨大な地震の予兆になる可能性が指摘されている。

比較的に弱い地殻構造の所が、プレートの動きによりゆっくり滑る現象で、スローリーフが発生する近くでの地震を誘発する。

千葉県の房総付近の他、九州の宮崎県沖が知られている。

宮崎県沖でのスローリーフの発生は、南海トラフ地震の発生の予兆になる可能性があると専門家が注目する所だ。


ただ、

海洋プレートからの圧力が日本列島に加わるのは絶えずであり、スローリーフは日常的に発生しやすいもので、巨大な地震の確実な予兆とは言えない。

つまり、

スローリーフと共に、他でも予兆と思える現象と合わせた総合的な判断が必要だ。

今回の房総沖でのスローリーフが、次の大きな地震の予兆だと言える証は無いが、首都圏直下型地震が発生しても不思議でない間隔と、その発生条件が揃い出しているので注目が必要だろう。


◇大平洋プレートとフィリピン海プレートの境である小笠原諸島での大規模な地殻変動は、首都圏直下型地震の発生予兆に十分成りうると思うので、ここでの変動があれば警戒レベルをあげる必要がある。