https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2024/01/31/kiji/20240201s00002014138000c.html


決勝トーナメントに入り初勝利した、サッカー日本代表。

予選リーグでは、予想に反してイラクに負けて2位でのベスト16への進出。

イラクに負けた事で、チームとして戦う意識が強まり、本来の日本代表チームの実力に近いプレーが出来るようになっている。

とは言え、

全てのゲームで完璧なプレーが出来るチームは居ない。

様々な問題を抱えて勝利を重ね、決勝戦で最高のプレーが出来たチームが優勝するのが普通だ。

途中での試合で完璧なプレーをした場合、その後、つまらないミスによりバランスを崩して敗退するのは良く見られるパターンだ。


その点で今回の日本代表は、理想的な展開で大会を進めているのではないだろうか。


ただ、

大会前から優勝を期待されるチームが、予測通りに優勝するのは簡単なようで難しい。

大会に出場する全てのチームから警戒され、研究・対策がされるので思わぬ落とし穴に落ちるパターンが多いからだ。

イラク戦での負けが投げれば、日本代表チームにも油断が生まれて、決勝トーナメントのどこかで敗退していただろう。

今回の試合ではチーム全体として戦う意識が強く、本来の日本代表の実力に近い試合が出来ているように思う。

これまでの全ての試合で失点すると言う、守備的な問題も明らかであるが、前回のワールドカップから選手の入れ代わりの多い所で、国際大会の経験が少ない事を思えば、まだまだのびしろの広いところ。

今大会での経験を通して、世界で戦える守備体制になる事を期待する。