https://www.tokyo-np.co.jp/article/301911/


日本国内でも地震が少ないとされる富山県で、ここまで大規模な地震が発生した。

これにより、日本列島内で地震の被害に合わない場所が存在するとは言えないだろう。

今回の能登半島の地震による原発での重大な事故は発生していないものの、発生したトラブルがたまたま対応可能な事態だっただけで、重大な事故に発展していた可能性を否定出来ない。

また、

地盤の隆起や亀裂、地震の発生に伴う地殻変動は、多くの道路網に壊滅的なダメージを与える可能性があり、通常であれば外部からの支援で対応可能であってもそれを不可能にする。


最新の地震への耐性基準をクリアした建物であっても、その立地する場所によっては崩壊するリスクを含み、耐性基準を守っていれば崩壊しない保証ではない。


専門家による原子力発電所の安全委員会も、原子力発電所が国が定める安全基準を守られているかを検証しているかに過ぎず、対象の原子力発電所が絶対安全だとするものでは決してない。



福島原発の事故は過去に発生したものでなく、現在も継続している事故であり、その修復は現在進行形で多くの問題を抱えたままだ。