http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/09/26/2023092680166.html
現在の中国が毛沢東時代に戻り、同じ過ちを繰り返すリスクを指摘。
どんなに優れた指導者であっても、間違いをしない人は居ない。その間違った判断が、多くの人の命を奪い社会を崩壊に招く。プーチンによるウクライナ侵攻が良い例であろう。
資本主義社会に参入したロシアの舵を取り、ここまで経済成長させたのはプーチンだ。
その意味では優れた指導者と言えるが、ウクライナへの侵攻と言う愚行で、それまで築いてきた各国との信頼関係を破壊してロシアの経済をも破壊しようとしている。
独裁色が強く成ると、全体として素早い反応が出来て大きな成果を出せる一方、一度の間違いを訂正出来ずに全体を崩壊に招く良い例であろう。
それとは全く逆なのがアメリカだ。
多様な価値観・思考が存在して、多くの誤った方向にも進むが、彼らはその過ちを認めて新たに方向を変える柔軟性を持つ。
歴史を持たない新しい国であるため拘りが少なく、封建制度からの隠れた身分的な階層が存在しないのだろう。
アメリカの最大の強みは、その柔軟性にあると考える。
零戦に制空権を奪われるも、零戦を分析して弱点を見つけて優位な戦術を短期に移行した。
半導体の市場を日本に独占されるも、日本企業の及ばないシステムを構築して市場を取り戻した。
素早い修正が出来るのがアメリカの強さで、それを可能にするのが過ちを認められる懐の広さだろう。
中国は文化革命を通して、中国の最大の利点である歴史の否定をした。
歴史を学べば過去の過ちを知り、同じ過ちを繰り返さない判断が出来る。
毛沢東の失敗により、集団指導体制を作り出したが、毛沢東の影響を強く受けた習近平氏が集団指導体制を破壊した。
集団指導体制であれば、
ゼロコロナ対策を行っていても、早い段階での方向転換が可能で、中国社会の混乱も小さかっただろう。
独裁的な体制になり習近平氏の意向に反する主張が許されなくなり、間違いだと思っていても、その歪みが極限に達するまで変更出来なく成っていたと思われる。
この過ちは、
独裁的体制のデメリットである為、必ずまた繰り返される。
習近平氏はプーチンほど、自己意識が強く無いように思えるので、彼自身が中国を崩壊に導くとは思わないが、政権交代を巡っての争いにより中国が内部分裂する可能性は高い。
広大で多様な人が生活する中国をまとめるには、他者を認める懐の広さが必要だからだ。
今の中国には、他者を認める懐の広さを感じられない。
集団指導体制の時代の様に、懐が広くて何でも受け入れる姿勢が見えず、将来発展する礎が育たないだろう。