審査会の打ち上げは終わったのだが、もう電車がなかった。
そして道場に泊まることになった。
そうなると、こんな時の定番の怪談話がはじまった。
私は子供の頃に知らない女が部屋に立っていた話などをした。
そんな話で盛り上がっていると・・・
道場の入り口に人影が!!
恐怖のあまり全員が大きな悲鳴をあげると
・・・立っていたのは東先生だった。
『シー。静かにしろ近所迷惑だろ。
お前達、いつまで起きているんだ。』
心配してやってきたようだった。
私『心霊話しているんです。先生も何か話ないですか?』
先輩達を差し置いて先生にリクエストをしてしまった。
『そうだな・・・ウチの奥さんから聞いた話をしてやう』
先生の話が始まった。
次回・・・1995年の話~東孝怪談を話すの巻~