今日のスケジュール。
8:00~9:30 朝食
10:00~11:00 エリック先生と雑談
12:00~12:30 ドレスリハーサル
12:30~17:00 自由時間
17:00~18:30 コンサート
20:00~21:00 夕食
21:00~ クロージングパーティ
いよいよ最後のコンサート。
本番は丘の上の小さな教会で行われます。
そのリハーサルの前に、エリックさんから修了証の授与がありました。
加えてCDのプレゼントまで。
好きなだけ持って言っていいよとのことで、たくさんいただきました。なんて優しいんだ!
「Erik Westberg Ensemble」YouTubeなどでも聞けますが素晴らしい合唱団です。
そのあとは、エリック先生のそれまでの営み、合唱団の運営方法など、丁寧にお話くださいました。
技術的なことに留まらず、本当にあらゆることを教えていただきました。
そしてコンサート
自分はペルトの「皇帝への貢ぎ物」という曲。
とても緊張感の高い曲で、コンサートでは特別な空気が流れました。
その瞬間の空間、響き、内側で起こる様々なことを感じながら演奏できたことは貴重な経験となりました。
エリック先生からは
「泣きそうになったくらい良い演奏だった。魔法が使えるようになったね」とコメントしてもらいました。
エリック先生はスウェーデンのピエトというところで先生をしていますが、ぜひそこにも来なさいと嬉しいお誘いもありました。
心から楽しめた本番でした。
素晴らしいモデル合唱団たちと
トーベ先生と。
モデル合唱団にお子さんがいます。トーベ先生の合唱団は、アナと雪の女王のオープニングの合唱を担当してます!
講師の先生方。全員が素晴らしい才能の持ち主です。
ディナーでは例の「オーデッテスカルヴァーレ」の乾杯ソングが繰り返し繰り返し歌われました。
とりあえず乾杯の一コマ。
そしてクロージングパーティ。
クラスごとに先生に対して贈り物します。
僕からは感謝の気持ちとして、グリーグの「Våren」をソロアカペラで歌いました。全員スタンディングで拍手をしてくれて本当に喜んでくれました。気持ちが通じて本当に良かった。本当に美しい曲です。
「どうしてそんなに美しく歌えるんだ?」と聞いてくれる人がたくさんいたので、「なぜなら、カールが教えてくれたからだよ」とだけ一言。これで充分でした。さすが!
今日は久々の雨。
こちらでは遂に降った恵の雨です。
日も少し短くなり、最後の夜は少し早く更けていきました。
全てが素晴らしい講習会でした。
運営には大変な努力が必要だったと思います。
講師陣も本当に真摯に、誠実に、タフにレッスンしてくれました。
受講生も互いを高め合う意識に満ちていました。
愛情と喜びと音楽に溢れた一週間でした。
心からの感謝を込めて。
ノルウェー語で
「Tusen takk!」
スウェーデン語で
「Tack so mycket!」
明日はホグセットさんが車で迎えに来てくれます。
すでに、なんだこの安心感。