合唱指揮者の海外むちゃ修行!

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今朝も今朝とてカールが朝ごはんを作ってくれました。

また色々な話をしました。


ノルウェーに関して忘れられない思い出として、私は2005年に栗山先生がグレックスをオスロで指揮した時に、それを聞くためだけに、週末の2日間くらいだけオスロに来たことがあります。その時のグレックスの演奏が忘れられない。メンバーはとても真摯でフレンドリーでコンサートは本当に素晴らしかったと伝えました。

するとカールが

「栗山がリハーサルの時に「Give me love」と言ったのを覚えているか?あの一言で音楽がガラッと変わったんだ。何をおいても指揮者にとって、音楽にとって大切なのは愛だ。指揮者はそれはきちんと準備して、技術的にも正しいことが大切だけど、それ以上に根本的なことは、愛だ。常に愛を持って合唱団と向き合い、心をさらけ出して付き合う。愛を注ぎ続けるんだ。それが時に厳しい練習にもなり得る。するとある時彼らから愛が帰ってくる。そんな素晴らしい瞬間に巡りあうんだ。栗山が指揮したコンサートはまさにそうゆう瞬間だった。このことはどうやってやるか教えることはできない。私が言えるのは、「ただやってみなさい」それだけだよ。」


その後出立までの1時間弱、singing technique の確認です。昨日やったこと忘れていないか、日本に帰ってからもちゃんと示せるのか確認です。なんかマイスターとの関係みたい。無事、「ただしい方法を掴めてるから、とにかく自分でも訓練を続けて、ただやってみなさい。と言ってもらえました。」


空港行きのバス停まで車で送ってくれる車中も、とにかく東京の素晴らしい友人たちにくれぐれもよろしくと。自分にとって本当に特別な仲間たちなんだと繰り返しおっしゃっていました。そして

「ちゃんと十分なお金持っているのか?水はもったか?お腹は空いてないか?」本当に最後までおじいちゃんみたいです。


最後に教えてくれたホグセットさんが大切にしているという素晴らしい言葉を紹介します。

「神様が音楽を天から地球にもたらしてくれた。それは時に悲しみの音楽であったり、時に喜びに溢れるものであったりする。それらは人々の心を捉え、そして天に再び還っていく。

だから私は合唱団員にいつも「君たちは天使なんだよ」と言っているんだ。」



短い旅でしたが、本当に素晴らしい時間となりました。

ノルウェー大使館、合唱人集団「音楽樹」をはじめ、快く送り出してくださった職場の方々、応援してくださった全ての方々に感謝の気持ちを述べさせていただき、今回の旅の記録を閉じさせていただきます。

本当にありがとうございました。



2018731

ヘルシンキから成田への機内にて

麻山皓太



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