いつもお世話になっております。

ブログをご利用ありがとうございます。

 

今回はE5系の編成表になります。

 

「E5系」

 

東北新幹線 新青森延伸に対応して投入され

ました。

 

最高時速320㎞での運用ができ、2011年3月5日

より東北新幹線「はやぶさ」で運用開始されました。

 

車体はアルミニウム合金のダブルスキン構造で

先頭形状はアイローラインをベースに、環境性能

を考慮しロングノーズタイプの最適な形状で

 

塗色は常磐グリーンをベースにピンクの帯を入れて

います。

 

10両編成を基本とし、8Ⅿ2Tで先頭車はT車中間車

は2両1ユニットのⅯ車で構成されています。

 

曲線通過時の乗り心地向上のため、車体傾斜装置を

搭載し、フルアクティブサスペンションも搭載して

います。

 

先頭形状によるトンネル微気圧低減や台車カバー、

全周ホロおよび低騒音パンタグラフなどにより、

車外騒音低減を図られました。

 

車内は「ゆとり」「やさしさ」「あなたの」をキー

ワードに、自然の色を基本の暖かで落ち着いた空間

にデザインされ、

先頭車はスペースの縮小や多機能トイレ、バリアフ

リー設備が設置されたため、E2系よりも83名減少、

 

普通車のシートピッチはE2系より拡大され、

全座席に読書灯を設置したほか、コンセントはグリ

ーン車は全席に、普通車は窓側席のみ設置されてい

ます。

また空気清浄機やフルカラーⅬEⅮ式車内案内表示器

も設置されています。

 

読書灯は量産先行車の場合、普通車の座席上にも

設置されていましたが、量産車では見送られていま

す。

 

本系列では、グランクラスと呼ばれるスーパーグリー

ン車が連結されています。

定員は18名で、「特別な旅のひとときをあなたに」

をキーワードとして客室やシートがデザインされて

います。

この設備は10号車にあります。

 

量産車より導入されており、量産先行車は設置されま

せんでした。

 

防犯対策のため、車内デッキに防犯カメラが設置され、

 

トイレは2両に1箇所で奇数号車の新函館北斗寄りに、

洋式トイレ2箇所と男性用小便器ブースを1箇所、

洗面所2箇所という構成です。

 

バリアフリー対策として、5号車と9号車に車椅子対応

設備を、トイレはハンドル式電動車椅子にも対応、

5号車には多目的室も設置されています。

 

また、外国人利用客増加のため、普通車の偶数号車と

グリーン車のデッキスペースに荷物置き場が後から

設置されています。

 

「H5系」

 

北海道新幹線向けの同型車両で、車体形状や内装の

仕様は、ほぼ同型ですが、

JR北海道所有のため、内装の客用扉デザインが異なり

帯も彩香(さいか)色となっています。

 

車内もほぼ同じで、変化はあまり見られません。

 

「運用」

 

E5系は2011年3月より「はやぶさ」として、

東北新幹線で運用開始され、2013年から320㎞の運用

となりました。

 

2013年に増備されたU28編成は幌の色が灰色から

黒色に変更されています。

 

2016年からは北海道新幹線への乗り入れが開始され、

前年の2015年に長期にわたる試験が行われました。

 

H5系は2014年に第1編成が竣工し、2016年までに

4編成が導入されました。

 

E5系はその後、200系・E1系・E2系・E4系を置き換

えて、E1系・E4系は引退、E2系は上越新幹線に転用

後に再度東北新幹線で運用されており、

これも順次、E5系置き換える予定です。

 

2024年4月現在はE5系が51編成、H5系が3編成在籍中

で、E5系は59編成まで導入される予定です。

 

H5系が1編成減っているのは、2022年福島県沖地震で

被災し廃車されたためです。

 

「編成表」

 

E5系

 

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

32

33

34

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

47

48

49

50

51

 

 

(H5系)

 

1 H1

2 H2 2022年福島県沖地震当該 2022年9月廃車。  

3 H3

4 H4

 

 

52~59編成は竣工次第反映します。

これで終わります。

ありがとうございました。

 

(履歴情報)

 

2024.5.5 ブログ公開