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新たなコーナー、新幹線編成表です。

最初は500系の編成表になります。

 

「500系」

 

山陽新幹線の高速化を目指して制作され、

1996年から製造されました。

 

300㎞での高速営業運転と砲弾形前頭部の特異

な流線型や丸い車体断面、独特なカラーリング

などが人目にやきつき、

子どもをはじめとして多大な人気を集めました。

 

車体はアルミのハニカム構造で、車体下まで一体

とした押し出し材が使用され、丸井断面で構成され、

プラグドアの客用ドアや側窓も曲面となっています。

 

前頭部は先頭車の長さの半分以上を占めています。

 

全車電動車で275kwのモーターを1両に4期搭載され、

4両1ユニットとしてVVVFインバーターで制御します。

 

一部の車両に車体の左右方向の振動を抑える、

フルアクティブサスペンション機能があります。

 

またパンタグラフはT型と呼ばれる形状で、フクロウの

羽を参考としたといわれ、空力や騒音低減に配慮されて

います。

 

車内はグリーン車と普通車とあり、

かつては旧博多寄りの3号車、旧7号車の東京寄り、旧11

号車の博多寄り、

旧15号車の博多寄りに車販準備室がせっちされていまし

た。

旧7号車と旧11号車にサービスコーナーがありましたが、

2003年10月改正で廃止され、車販準備室のみになり、

 

また旧偶数号車の博多寄りにデッキと独立した電話室が

設置されていましたが、携帯電話の普及により、

一部車両から撤去され、最終的に2・6・12・16号車の

みになっていました。

 

奇数号車にある、洗面台と洗面台の間には、冷水器と

紙コップが設置されていましたが、

700系にこの設備がないことから、700系導入後に冷水

器の使用停止され、冷水器の箇所は板で塞がれてしまい

ました。

 

当初は16両編成で、1997年3月より山陽新幹線に導入後、

同年10月より東海道新幹線へ乗り入れが開始されました。

 

しかし、コストの関係から製造両数は9編成144両のみ

に終わりました。

 

またN700系が新製導入が進むと、500系は2008年から、

0系の置き換え用として、山陽新幹線へ転入をはじめ、

2010年には東海道新幹線を引退しました。

 

余剰となった9編成のうち、量産先行車を除く8編成が

7000番台に改造されたため、Ⅴ1編成は欠番となって

います。

 

編成は16両編成から8両編成に短縮され、0系の代替を

行いました。

最高時速は285㎞になりました。

 

車内は全車普通車とし、元グリーン車の4・6号車も

2+1列から2+2列に変更され、

新3号車と新7号車に喫煙ルームが新設され、

背面のテーブルにある車内案内図をN700系に準じた

デザインに変更されています。

編成中のトイレは和式から洋式に交換されています。

 

内装をリフレッシュして荷物棚を更新し、乗降口にドア

チャイムが新設され、

また行き先表示器はフルカラーⅬEⅮになりました。

 

2014年から2015年8月まで、1編成をプラレールカーに

改装されました。

2015年から2018年まで、エヴァンゲリオン新幹線とし

て運用され、

2019年からハローキティ新幹線となって運用されていま

す。

2021年にJR西日本のN700S系が導入され、2本が引退し、

 

2024年からはN700S系やN700系を8両化する形で

残在する6編成中4編成を順次置き換える予定で、

2026年には用途廃止されることが予定されています。

 

「編成表」

 

山陽新幹線にて、「こだま」で運行されています。

トップナンバーのⅤ1編成は8両化されずに廃車され、

京都鉄道博物館に先頭車が保存されています。

 

7002  Ⅴ2  ハローキティ新幹線

7003  Ⅴ3

7004  Ⅴ4

7005  Ⅴ5  2022年3月廃車

7006  Ⅴ6  2022年3月廃車

7007  Ⅴ7

7008  Ⅴ8

7009  Ⅴ9

 

これで終わります

ありがとうございました。

 

「履歴情報」

 

2024.5.1 ブログ公開