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今日は381系の編成表になります。
「381系」
1973年の中央西線電化を機に導入された
世界初の本格的な振り子式電車として
登場し、スピードアップなどに大きく貢献
しました。
最初は特急「しなの」に導入され、
1978年に紀勢本線電化で、特急「くろしお」
にも導入され、
1982年には、特急「やくも」に導入されるなど、
勢力を広げていきました。
振り子動作のため、車体はアルミ合金製で、
屋根上にはパンタグラフ程度とし、クーラーを含む
電装機器は床下に搭載しました。
車内は183系を基本に、日除けカーテンに変わり
手動式のベネシャンブラインドが採用されました
が、JR発足後のリニューアルで撤去されています。
JR発足後は、JR東海とJR西日本に継承され、
JR東海では、特急「しなの」に、
JR西日本では、特急「くろしお」「やくも」で
運用され、JR東海・JR西日本ともに1989年
7月ごろにパノラマ車が導入されました。
その後JR西日本では、リニューアルが行われ
「くろしお」「やくも」で、計3種類のデザイン
が登場しました。
JR東海の車両は2008年に全廃され、
JR西日本のみで運用となり、2007年に2度の
リニューアルが施行され、「ゆったりやくも」
という愛称が付きました。
2012年には、北近畿方面の特急に導入され
ますが、2015年に289系の登場で、
「くろしお」とともに引退。
残るは「やくも」のみとなっていましたが
2024年4月より特急「やくも」にも、273系が
登場、2024年6月に定期運用が終了しました。
4両編成1本、2両増結用が臨時・予備車として
残っておりましたが、
2035年3月21日付けで廃車回送され、381系の
歴史は幕を下ろしました。
「編成表」
(後藤総合車両所 出雲支所)
(6両編成)
特急「やくも」で運用されています。
2024年4月を持ち、運用離脱し順次廃車回送中。
3+504 2018年度廃車。
7+138 F2 スーパーやくもリバイバル塗装
2024年4月廃車
141+507 E5 国鉄色リバイバル塗装
2024年7月廃車
(4両編成)パノラマ車連結
特急「やくも」で運用されています。
2024年4月をもち運行を終了しました。
6+142 F1 2024年5月廃車。
(4両編成)サブ編成
特急「やくも」で運用されていましたが、
273系のデビューで、2024年4月に運用離脱
したのちには廃車されました。
129+140 G1 2024年4月廃車
(4両編成)ノーマル編成
特急「やくも」で運用され、増結時は6両または
7両編成で運用されています。
2024年6月を持ち運用離脱しました。
130+501 E1 2024年8月廃車
134+502 E2 2025年3月後藤へ回送
144+503 E3 2024年9月後藤へ回送
139+506 E4 2024年7月廃車
128+508 E6 2024年4月廃車
132+509 E7 2025年2月後藤へ回送
(増結用)
モハ380+モハ381+クハ381
580+80+107 J1 2024年5月廃車
569+69+108 J2 クハ381‐108は
2024年7月後藤へ回送
モハ2両はE2編成に組み込み
573+73+109 J3 2024年4月廃車
586+86+112 J4 2024年5月廃車
592+92+113 J5 2025年3月後藤へ回送
577+77+136 J6 2024年6月廃車。
(モハ380+モハ381)
71+71 H1 2024年7月廃車
74+74 H2 2024年4月廃車
これで終わります。
ありがとうございました。
(履歴情報)
2023.11.26 ページ公開
2024.2.20 運用離脱の時期を反映
2024.4.12 G1・H2・J3・E6編成の後藤回送を反映
2024.4.24 F2編成の後藤回送を反映
2024.5.21 J1編成の後藤回送を反映