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続いてはJR東日本209系の編成表になります。
「209系」
JR東日本が、「寿命半分・製造コスト低減・車両
重量低減・メンテナンスフリー」を目標に、
901系試作車をベースに、1993年から導入されました。
JR東日本で初めてVVVFインバーター・ワンハンドル
マスコン・日よけの廃止などの新機軸が採用され、
制御装置にはGTOを使用したVVVFインバーター
で、新しいものが多数採用されました。
車体はステンレス車体で、車内はオールロングシート、
他にバケットシートを採用したものもあります。
戸閉装置はフランス製のドアエンジンを3次車より採用
しています。
当車は1993年から、まず京浜東北線に0番台が導入され、
八高(3000番台)・中央総武(500番台)・常磐線地下
鉄乗り入れ(1000番台)など、
多数の線区に導入され、国鉄型の多くが淘汰されてい
きました。
2004年には東京臨海高速鉄道で余剰となった、
10-000形を譲り受けて、3100番台とし
八高線で運用され、2022年3月まで運用されました。
2008年から京浜東北線での撤退が始まり、一部は
南武線・京葉線・武蔵野線・房総地区などに転用され、
南武線が2200番台、京葉線と武蔵野線は500番台で、
房総地区は2000・2100番台となりました。
うち武蔵野線には中央総武線・京浜東北線を経て入線
した編成もあります。
2010年に京浜東北線から引退しましたが、
その後、南武線での運用が2017年に終了し、
中央総武線も、E231系500番台によって置き換え
られて引退し転用されてます。
房総地区でも一部が廃車あるいは編成替えなどが
行なわれています。
また2018年から八高線の3000・3100番台の置き換え用
に、総武線より500番台が転用され、3500番台として
使用が始まりました。
2019年から常磐線地下鉄乗り入れ用の1000番台が
中央線に移って運用され始めましたが、
2025年1月に運用離脱し、廃車されています。
その他にも観光列車や事業用などに改造された編成も
あります。
「編成表」
(500番台)京葉車両センター所属
京葉線・武蔵野線で運用されています。
全編成京浜東北線から転用された編成です。
(武蔵野線用)
武蔵野線で運用されています。
Ⅿ74~84編成は中央総武線から転用された
編成です。
513 Ⅿ71
514 Ⅿ72
515 Ⅿ73
516 Ⅿ74
512 Ⅿ75
510 Ⅿ76
511 Ⅿ77
506 Ⅿ81
507 Ⅿ82
509 Ⅿ83
508 Ⅿ84
京葉線用
1編成だけ残っています。
もとは4編成ありました。
517 Ⅿ34
(1000番台)豊田車両センター所属
元常磐線地下鉄乗り入れ用で、2019年から
中央線で運用されていましたが、
2025年1月に運用離脱し、廃車回送されています。
1001 81 2025年1月長野へ回送
1002 82 2025年2月長野へ回送
(2000・2100番台)幕張車両センター所属
6両編成(Ⅽ601~626編成)
当初は26編成ありましたが、E131系の登場で、
編成替えや廃車で、15編成に減りました。
房総地区(総武本線・内房線・外房線・成田線・鹿島線)
で運用されています。
2101 伊豆急行へ
2102
2103
2104
2105 4両編成化 Ⅽ443編成に。
2106
2107
2108
2109 伊豆急行へ
2110
2111 4両編成化 Ⅽ444編成に。
2112 2021年4月廃車
2113 4両編成化 Ⅽ445編成に。
2114 4両編成化 Ⅽ446編成に。
2115
2116 4両編成化 Ⅽ447編成に。
2117
2118 2021年4月廃車
2119 2021年12月廃車
2120 4両編成化 Ⅽ448編成に。
2121
2122
2123
2124
2125
2126 2021年5月廃車
4両編成
(Ⅽ401~448編成)
当初は42編成でしたが、6両編成から編成替えして
6編成増えて、48編成となりました。
運用線区は6両編成と同じです。
2127
2128
2129
2130
2131
2132
2001
2133
2002
2134
2135
2136
2137
2138
2139
2140
2141
2142
2143
2144
2145
2146
2147
2148
2003
2149
2004
2150
2005
2151
2006
2152
2007
2153
2154
2155
2008
2156
2157
2158
2009
2159
2105 元Ⅽ605編成
2111 元Ⅽ611編成
2113 元Ⅽ613編成
2114 元Ⅽ614編成
2116 元Ⅽ616編成
2120 元Ⅽ620編成
(2200番台)観光列車 幕張車両センター所属
元南武線の車両で、2018年に観光列車へ
改造されました。
2202 J1
(3500番台)川越車両センター所属
川越・八高線で運用されています。
元中央総武線の500番台で、ワンマン対応
に改造し、4両編成に短縮しました。
3501 51
3502 52
3503 53
3504 54
3505 55
(事業用車)ミュートレイン
209系を改造した試験車です。
当初は7両編成でしたが、現在は6両編成です。
サハ209形を廃車にしたためです。
各種試験に使用されています。
2 ミュートレイン
これでJR東日本の車両はすべて完結です。
ありがとうございました。
また209系の新情報が入り次第反映します。
これで終わります。
ありがとうございました。
(履歴情報)
2023.9.29 ページ公開