いつも大変お世話になっております。
ブログをご利用いただきありがとうございます。
続いてはJR九州821系の編成表になります。
「821系」
老朽化した415系の置き換え用として、
817系の後継車として導入されました。
最新鋭の制御装置SIC‐ⅯOSFETを採用した、
主回路システムの搭載により、
電力消費量を415系比較で約70%低減しています。
817系と同じアルミ製で、前部標識・後部標識にLEⅮ
ライトを採用し、それぞれ切り替えて表示することがで
きます。
前面と側面の上部にフルカラーLEⅮの行き先表示器を
採用し、側面窓は光線透通率14%のUⅤカットガラス
の固定窓で、
空調・行き先表示器は並行して開発されたYC1系と機器
を共通化して、コストを削減しています。
車内は明るい空間を実現するべく、ホワイトを基本に
押しボタン式半自動ドアを採用することで、冷暖気の流出
を防止できるようになっていて、ドア上に大型液晶ディス
プレイをせっちし、4か国語に対応しています。
また画面上部の一部は可変部となっており、列車の種別や
行き先・次駅・号車を表示することができます。
室内灯はすべてLEⅮで、スポットライトタイプのLEⅮを
装備し、乗降部には足元のプラットホームを照らす照明を
設置しています。
トイレはクハ821形に設置され、電動車いす対応のもので、
幅を拡大し、床面の段差を極力少なくして、車椅子が出入り
しやすいようになっています。
当車は2018年から2022年にかけて10編成30両が製造され
ました。
当初は2025年まで導入予定でしたが、これは整備予算の
価格が上がっていたためで、
その後整備予算が落ち着いたため、導入完了時期が2022年
に前倒しとなりました。
なので、821系はわずか10編成の導入にとどまりました。
「編成表」編成番号 UT001~010
鹿児島本線・豊肥本線・福北ゆたか線で運用されています。
2022年の9月ダイヤ改正まで南福岡車両区に所属していま
したが、
2022年9月のダイヤ改正以降は熊本車両センターに転用
されました。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
これで終わります。
ありがとうございました。
(履歴情報)
2023.9.17 ページ公開