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今回はJR九州817系の編成表になります。

 

「817系」

 

2001年の篠栗・筑豊本線(福北ゆたか線)の電化開業

に伴い導入され、

その後も老朽化した475系・457系・717系・415系

置き換え用として各路線に投入され、

現在はJR九州の大半の電化区間で運用されています。

 

JR九州の一般型電車ではもっとも運用範囲が広いです。

 

1999年に投入した815系を基本に、前面デザインや

車内接客設備などの仕様を変更しています。

ワンマン運転(3000番台は除く)をしています。

 

当車は2001年から2015年にかけて、2両編成56本、

3両編成11本の145両が製造されました。

 

そのため、製造時期や地区により番台区分や細部の

違いがあります。

また後に混雑緩和のため、改造された新番台も登場してい

ます。

 

車体はアルミ製で、815系と同様(エートレインシステム)

を採用した車体です。

また客室窓も1枚ガラスで、UⅤカットガラスを使用して

いるため、カーテンはありません。

前面は貫通型で、全面ガラス張りで、基本的な設計は815系

としていますが、前照灯・尾灯の位置やデザインが異なり、

左に列車種別表示器、右に路線名表示器を設置しています。

いずれも813系・815系・819系・821系との連結が可能

であり、うち811系を除く各形式とは貫通扉を介して編成

間貫通することが可能です。

 

0・1000・1100番台の車内は全席転換クロスシートで、

座席と背もたれに白木を使用しており、シートに革が使われ

ていて、高級感があります。

出入り口付近ではつり革を円型に配置し、乗降時の扉付近

の混雑緩和とデザイン性の両立を図っています。

また出入り口部には折り畳み式の補助シートを設け、

座席そばにある緑色LEⅮが点灯しているときのみ使用可能

となります。

 

LEⅮ式車内案内表示器は一行表示で、客用扉上に設置され

日本語・英語の表記が表示されます。

 

2000・3000番台はオールロングシートで、端部は4人掛け

扉間部は5人掛けのシートを2組並べています。

2000・3000番台は編成が2両編成と3両編成です。

このグループは本線仕様のため、ワンマン運転に対応して

いません。

 

「編成表」 

 

0番台  1・12・13・15~17・21は熊本

    2~11・14・18・19・25・27は鹿児島

    それ以外は佐世保車両センター所属。

 

2001年に登場した最初のグループです。

かつては南福岡電車に12本、筑豊篠栗事業部直方に19本が

配置されましたが、

1000番台の登場で、転用されていき、

現在は鹿児島・熊本・佐世保に所属しています。

佐世保では、熊本・鹿児島へ転用された編成があります。

 

ロングシート化工事を施行したものは500番台となってい

ます。

 

1  500番台に改造 

2

3

4  500番台に改造

5

6  500番台に改造 

7

8

9

10

11

12 500番台に改造

13    〃

14

15 500番台に改造

16    〃

17    〃

18

19

20

21 500番台に改造

22

23  500番台に改造

24

25

26

27

28

29  500番台に改造

30

31

 

(1000番台)1001~1004・1008は鹿児島所属、

       1005~1007・1012は熊本所属

       その以外は直方車両センター所属

 

2003年と2005年に増備されたグループで、

全車直方車両センターに配置されていましたが、

現在は熊本や鹿児島にも所属しています。

 

0番台との違いは冷房装置が変更され、座席の座布団の

厚みを増大、スタンションポール(手すり)を扉付近

の補助シートに設置などです。

 

2021年から順次ロングシート化工事を施行しており、

1500番台に変更されています。

 

 

1001

1002 1500番台に改造

1003

1004

1005 1500番台に改造

1006    〃

1007    〃

1008

1009 1500番台に改造

1010    〃

1011    〃

1012    〃

1013    〃

1014    〃

 

(1100番台)全車直方車両センター所属

「全車1600番台に改造」

 

2007年製造の増備車で、全車直方車両センターに配属さ

れました。

 

0・1000番台との違いは側面表示器が大型のものになり、

ワンマン運転方式も変更して、一部の車内機器類は

準備中となっています。

また火災対策のため、車両間に仕切り扉が設置されています。

 

1101

1102

1103

1104

 

(2000番台)全車直方車両センター所属

 

2012年に福北ゆたか線向けとして、直方車両センターに

配置されました。

 

変更点は輸送力増加のため、ロングシート化され、

車内案内表示器も千歳配置となり、

車内照明にJR九州で初のLEⅮ照明が本格採用されています

スタンションポールには、黄色の滑り止めを追加されました

 

車体がヘアライン加工であった車体が、白色に塗装されて

います。

またブレーキ装置に全電気ブレーキ機能が実装された新型

のものが搭載されています。

 

2001

2002

2003

2004

2005

2006

2007

 

(3000番台)全車南福岡電車所属

 

 

 

3001

3002

3003

3004

3005

3006

3007

3008

3009

3010

3011

 

(500番台)501・512・516は熊本

      それ以外は鹿児島所属。

0番台にロングシート化工事を施行した編成です

 

501

504

506

512

513

515

516

517

521

523

529

 

(1500番台)1502・1505・1506・1509・1510

       1512は鹿児島所属。

       1511・1513・1514は直方所属。

       1507は熊本所属。

 

1000番台にロングシート化工事を施行した編成です。

 

1502

1505

1506

1507

1509

1510

1512

1513

1514

 

(1600番台)全車直方車両センター所属

 

1100番台にロングシート化工事を施行した編成です

 

1601

1602

1603

1604

 

 

今後もロングシート化工事を施行していくと思われる

ので、確認したら反映します。

 

これで終わります。

ありがとうございました。

 

(履歴情報)

2023・9・16 ページ公開