いつもブログを楽しみにしていただきありがとうございます。
見ていて、意外にも好評ですのでありがたいな~と思っています。
さて最後の特集は展示車両と野外展示です。
こちらでは、説明文も書いておきましたので、
勉強になればと思います。
(展示車両)
(国の重要文化財・与謝野町指定文化財)
産業遺産・日本遺産指定。
1873年にイギリスで作られた機関車で、大阪~神戸間建設用に
輸入され、翌年より同線の旅客列車に使用されました。
1915年に簸上(ひかみ)鉄道に移籍し、同鉄道2号を経て
1926年に加悦2号となりました。
1956年に引退し、加悦機関区・加悦SL広場で展示されていました。
(産業遺産・与謝野町指定文化財)
1889年にドイツで作られた、日本最古の客車です。
九州鉄道で使われ、讃岐・伊賀鉄道を経て、昭和2年に加悦鉄道に来ました。
1969年まで使用され、翌年には大阪万博に出展されたという経緯があります。
加悦SL広場で展示されていました。
(産業遺産・与謝野町指定文化財)
1893年に鉄道局新橋工場で作られた客車です。
1927年に加悦鉄道に入線し、1935年には車体が、福知山市の北丹(ほくたん)鉄道工場にて更新され、ハ20となり、1969年まで使用されました。
廃車後に復元されて、今日に至っています。
戦時中に作られた、産業用機関車です。
戦中は大江山の鉱石輸送に使用され、戦後は旅客列車に使用されていました。
一時期は福井県の犬見鉱山専用線に貸し出された経緯があり、帰還後は加悦鉄道
内で入れ替えを中心に活躍、1966年に廃車となり、京都市の大宮交通公園で
保存されましたが、2019年に加悦鉄道保存会が譲り受け、2022年から
公開が始まりました。
Ⅽ10形コンテナ
国鉄時代のコンテナです。
同形で現役のものは現在、全廃となりました。
加悦鉄道資料館の倉庫として使われ、貴重な国鉄コンテナです。
(かつては、もう2つありました。)
腕木式信号機
加悦鉄道資料館前の象徴となっています。
リニューアルオープンとともに綺麗になり、さらに美しく
なりました。
以上で、加悦鉄道資料館のご案内は終了です。
加悦鉄道資料館には、レア~な展示物と、日本遺産に登録された駅舎に、国の重要文化財に指定されている蒸気機関車や、
日本最古の客車に、太平洋戦争中に作られた、貴重な
戦時型産業用機関車などを保存展示しています。
このブログを見て、興味のできたそこのあなた!
いつでも良いので、ご利用お待ちしております。
これで終わります。