さてお次は中国・四国・九州ブロックの紹介です。

 

(同和鉱業片上鉄道)1991年廃止

 

柳原鉱山で取れた鉱石や資材を運ぶ鉄道で、旅客輸送も

していましたが、鉱石輸送のトラック化や鉱山閉山により

 

用途を失い、1991年に廃線となりました。

 

しかし今でも柳原駅が「柳原ふれあい鉱山公園」として、

整備され、一部は動かせる状態で保存され、公開運転が

なされています。

運営は「片上鉄道保存会」さんが行なっています。

 

キハ300形 元国鉄キハ04形

キハ700形 元国鉄キハ07形

キハ800形 元小坂鉄道キハ2100形

 

(水島臨海鉄道)

 

JR倉敷駅に隣接する倉敷市駅から臨海工業地帯へ向かう鉄道です。

貨物が基本の鉄道では珍しく、旅客輸送もしています。

 

MRT300形

キハ30形 元JR東日本キハ30形

キハ37形 元JR東日本キハ37形

キハ38形 元JR東日本キハ38形

(キハ20形)1両は動態保存

(キハ35形)元国鉄キハ10系

(キハ320形)元国鉄キハ07形

(キハ300形)元岡山臨海鉄道キハ7000形

(キハ310形)元国鉄キハ04形

(キハ305形)元中国鉄道キハ二181

 

(岡山臨海鉄道)1984年廃止 

 

戦時中に作られた専用側線を活用し、1951年に開通。

 

この路線も貨物と旅客輸送をしていましたが、もとから

人気が少なく、利用者が少ない上、晩年は旅客が減り

 

貨物は工業製品の出荷がほとんどでした。

 

頼りとしていた貨物の大整理で貨物輸送量が激減してしまい

 

1984年に終止符を打ちました。

 

キハ3000形 元中国鉄道キハ二20

キハ1000形 元常磐炭鉱キハ21

キハ5000形 元江若鉄道

キハ7000形 元夕張鉄道キハ250形

 

(一畑電鉄 立久恵線)(りつくいせん)1965年、災害復旧困難により廃線

 

カハ二1形

初代キハ1形 元神中(じんちゅう)鉄道キハ1・2

2代目キハ1形 元国鉄キハ4001・40002

キハ5形 元国鉄キハ04形 事故廃車に伴う代替え。

 

(大分交通 耶馬渓線)(やばけいせん)1975年廃止

 

キハ40000形(50)元北九州鉄道ジハ51

キハ100形(105)元北九州鉄道ジハ61

キハ40650形(503)元北九州鉄道ジハ21

キハ100形(101~4)

キハ600形

 

(島原鉄道)

 

JR長崎本線の諌早から島原半島を南下し島原外港へ向かう鉄道で、

かつてその先へ加津佐(かづさ)まで路線がありましたが

2008年に廃線となりました。

 

またかつては長崎本線へ乗り入れていた時期もありました。

 

 

キハ2500形

キハ2550形

(キハ20形)元国鉄キハ20形

(キハ20形)(2001~3)

(キハ26形)

(キハ55形)

(キハ二101)

(キハ200形)元キハ二Ⅰ70・キハユニ110

(キハ250形)元キハユニ100・キハ二Ⅰ50

(キハ4500形)

 

(鹿児島交通)1984年廃止

 

かつて薩摩半島西側を縦断する路線でした。

一部は国鉄線へ乗り入れいました。

 

しかし赤字に悩まされ、駅舎は傾きかけ、社員は高齢化し

車両も老朽化していて、いろいろ課題がありました。

 

車庫にはオンボロの客車や赤さびた機関車がありましたが、

客車の一部は在籍扱いとなっていたのです。

 

1983年の豪雨で一部が不通となり、部分復旧はしますが、

結局1984年に終止符が打たれました。

 

 

 

キハ1形

キハ100形

キハ300形

 

中国・四国・九州エリアの第三セクター

 

(智頭急行)

 

元計画区間である、智頭線を兵庫・岡山・鳥取の3県が

出資してできた鉄道で、1994年に開業。

 

JR山陽線上郡と因美線の智頭を結びます。

全線高架であり、高速運転が可能となっています。

 

特急列車の近道となっています。

 

HOT3500形 一般車両

HOT3520形 イベント用

HOT7000形 特急型

 

(若桜鉄道)(わかさてつどう)

 

元国鉄・JRの若桜線で、1987年に開業。

 

JR因美線の郡家(こおげ)と若桜を結び、一部はJR因美線を通じて鳥取駅まで乗り入れています。

現在は線路と設備は自治体が所有しています。

 

駅や橋梁・設備の多くが国の重要文化財や登録有形文化財に指定されています。

また終点若桜では、SLの動態運転が行われています。

 

WT3000形(旧WT2500形)

WT3300形

 

(井原鉄道)

 

JR伯備線の総社(そうじゃ)と神辺(かんなべ)を結ぶ路線で、

建設休止区間(井原線)を地元熱意で完成させ、1999年に開業

しました。

 

IRT355形0番台  一般用

IRT355形100番台 イベント兼用

IRT355形200番台 レトロ調車両

 

(錦川鉄道)

 

元国鉄・JR岩日(がんにち)線を引き継いで、1987年に開業。

JR岩徳線の川西と錦町を結ぶ。

全列車がJR岩国駅まで直通します。

 

2019年に新しい臨時駅が開業しました。

また観光資源として、JR東日本よりキハ40系を購入しました。

 

NT2000形

NT3000形

キハ40形 元JR東日本キハ40系

 

(土佐くろしお鉄道)

 

元JR中村線の区間と建設休止区間である、宿毛線と阿佐線を引き継いで建設し

3回に分けて開業しました。

まず中村線を1988年に、宿毛線は1997年、ごめん・なはり線は2002年

開通です。

 

JR土讃線の窪川と宿毛を結ぶ中村・宿毛線と、御免(ごめん)と奈半利(なはり)

を結ぶ阿佐線(ごめん・なはり線)とあり、

同じ会社ですが、両線では使用車両が異なります。

JR四国の特急と普通列車が直通し、当線の列車も直通しています。

 

TKT8000系

TKT2700系

9640系

(TKT2000系)

 

(阿佐海岸鉄道)2020年気動車運行終了

 

建設休止区間の阿佐東線を引き継いで建設し、1992年に

開業しました。

計画ではごめん・なはり線とつなげる計画でした。

 

JR牟岐線の海部と甲浦(かんのうら)を結ぶ、8.5キロの短い

路線で、中間駅は1つしかないです。

 

2019年に気動車での運行を終了。

2021年12月より、デュアルモードビークルに移行されました。

 

ASA100・200形

ASA300形 元高千穂鉄道TR201

 

(平成筑豊鉄道)

 

国鉄・JR伊田・田川・糸田線を引き継ぎ、1989年に開業しました。

開業した年(とし)が「平成」だったため、社名に平成が付きました。

 

このほかに門司港レトロ地区で、観光用トロッコ列車の運行もしています。

 

(100形)

(200形)

(300形)

400形

500形

キハ2000形 (動態保存)

 

(甘木鉄道)

 

元国鉄の甘木線で、1986年開業。

 

JR鹿児島本線の基山(きやま)と甘木を結び、甘木駅は開業に合わせて

西鉄甘木駅近い位置に移転させているため、利便性を良くしました!

 

(AR100形)

(AR200形)

AR300形

AR400形

 

(松浦鉄道)

 

JR佐世保線の有田と伊万里・たびら平戸口を経由し、佐世保とをぐるりと

回りながら結ぶ路線で、元国鉄・JR松浦線です。

 

2020年までJR佐世保線早岐まで、乗り入れていました。

 

(MR100形)

(MR200形)

(MR300形)

MR400形

MR500形

MR600形

 

(南阿蘇鉄道)

 

元国鉄高森線で、1986年の開業。

 

JR豊肥線立野と高森を結ぶます。

トロッコ列車が観光客に人気です。

 

計画は廃止された、高千穂線と予定でした。

熊本地震で甚大な被害に遭い、一部不通となっています。

 

MT2000A形

MT3000形

MT4000形(2022年導入)

(MT2500形)元国鉄キハ52形

 

(肥薩おれんじ鉄道)

 

九州新幹線新八代~鹿児島中央間開通により、並行する

鹿児島本線の八代と川内(せんだい)間を引き継ぎました。

全線電化していますが、所有している車両は気動車だけです。

 

観光列車、おれんじしょくどうが大人気です。

 

HSOR100形

HSOR150形

 

(くま川鉄道)

 

元国鉄・JR湯前線で、1988年に開業。

人吉温泉と湯前に向かいます。

 

かつてはJRの急行列車が一部乗り入れていた時期がありました。

 

2020年の豪雨で被災し、今も一部が不通となっています。

 

 

(KT100形

(KT200形)

(KT31形)元JR九州キハ31形

KT500形

 

(高千穂鉄道)(たかちほてつどう)2005年休止、2009年廃止

 

TR100形

TR200形

TR300形

TR400形

 

これを持ち気動車の紹介を終わります!

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

更新履歴

 

2022.12.16 MT4000形を反映