桜内駅(さくらうちえき)とは、かつてあった専用線大江山線の駅です。
「概要」
1945年8月15日以降、休止中であった大江山線でしたが、1948年に地方路線としての旅客営業が許可され、1949年に再開された際に設置されるはずだった駅です。
しかし、バスがが開通されるなどにより、乗客数が期待できないことが予想されるようになり、結果的には一度も工事着手されることもなく、かつ営業されることなく廃止されてしまいました。
そのため「幻の駅」と言われています。
「晴人の豆知識」
実は大江山線は旅客営業は1950年頃で廃止されていますが、事実上廃線時まで、当線は廃止届け出が出されていませんでした。
さらに、日本冶金工業は大江山鉱山再起に向けて、採取をしていましたが、結局トラック輸送でした。
大江山線では、DB201やキハ101が単独で度々入線しており、乗務員訓練に使用していたようです。