福知山市と与謝野町にそびえる大江山。

 

今日は節分ということで、大江山に伝わる赤鬼青鬼伝説です。

 

歌「大江山」という歌があります。

詞は以下の通りです↓

 

むかし丹波の 大江山 

鬼どもおおく こもりにて

都に出ては 人を食い 

金や宝を  盗みゆく

 

源氏の大将 頼光は

ときのみかどの みかとのり

お受け申して 鬼退治

勢いよくも  出かけたり

 

家来は名高き  四天王

山伏すがたに  身をやつし

険しき山や   深き谷

道なき道を  切り開き

 

大江の山に  来てみれば

酒吞童子が  頭にて

赤鬼青鬼   集って

舞えよ唄えの おおさわぎ

 

かねて用意の 毒の酒

すすめて鬼を 酔いつぶし

笈のなかより 取り出だす

鎧かぶとに  身をかため

 

驚きまどう 鬼どもを

ひとり残さず 斬り殺し

酒吞童子の 首をとり

めでたく都に 帰りけり

 

という歌です。

 

京都丹後鉄道の車両である、KTR300系でもこの大江山の赤鬼青鬼伝説がデザインのモチーフとなっています。