福知山市と与謝野町にそびえる大江山。
今日は節分ということで、大江山に伝わる赤鬼青鬼伝説です。
歌「大江山」という歌があります。
詞は以下の通りです↓
1
むかし丹波の 大江山
鬼どもおおく こもりにて
都に出ては 人を食い
金や宝を 盗みゆく
2
源氏の大将 頼光は
ときのみかどの みかとのり
お受け申して 鬼退治
勢いよくも 出かけたり
3
家来は名高き 四天王
山伏すがたに 身をやつし
険しき山や 深き谷
道なき道を 切り開き
4
大江の山に 来てみれば
酒吞童子が 頭にて
赤鬼青鬼 集って
舞えよ唄えの おおさわぎ
5
かねて用意の 毒の酒
すすめて鬼を 酔いつぶし
笈のなかより 取り出だす
鎧かぶとに 身をかため
6
驚きまどう 鬼どもを
ひとり残さず 斬り殺し
酒吞童子の 首をとり
めでたく都に 帰りけり
という歌です。
京都丹後鉄道の車両である、KTR300系でもこの大江山の赤鬼青鬼伝説がデザインのモチーフとなっています。