TMC100BSとは、かつて加悦鉄道に在籍した車両です。
「概要」
1961年に富士重工業で作られた排雪モーターカーで、別名ハイモとも呼ばれるタイプです。
ラッセルヘッドを外すと、通常のモーターカーの形状になります。
元は国鉄福知山機関区でつかわれていましたが、
1978年に加悦鉄道が購入し、同線廃止まで、除雪・保線作業に使われていました。
廃線後は加悦SL広場で、展示車両の入れ替えに使われていました、そのため動態保存となっています。
「主要諸元」
製造年 1961年
車体長 6m
自重 12t ※ラッセルヘッドを外すと10tとなる。
出力 102PS
機関 いすゞDA120形 (ディーゼル)
変速機 機械式
最大除雪幅 3800mm
「車体」
車体は10tで、床下には転車装置をもち、転車装置を使って、その場で簡単に方向転換ができ、軌道から外れて待機ができます。
また車体左右に仮線路を持ち、、仮線路を引いて、本線から離れた場所でも待機可能となっています。
「加悦SL広場閉園後の動き」
閉園後は鳥取県の若桜鉄道八東駅にて、とある会にに引き取られることとなっています。