京都電気鉄道狭軌1形とは、かつて京都市電北野線で走っていた電車です。

 

「概要」

 

1910年頃から合計133両が作られ、長年北野線で活躍していた電車で、1947年に京都市に買取された際に、線路幅が違う他線で使われている車両と北野線の車両を区別するため、Nを付けていた時期があり、別名N電と呼ばれていました。

 

同車は北野線の廃止とともに廃車となり、原型に復元の上、宝塚ファミリーランドで保存されていましたが廃園により、

カヤ興産が103号とともに引き取って展示していました。

京都市電時代は23号でしたが、加悦SL広場で№5となって展示されました。

 

「主要諸元」

 

製造年  1915年

車体長  8m

自重   6.9t

電気方式 600Ⅴ(直流)

主電動機 日立HSー3002A(26.1kw×2)

駆動方式 吊掛式

定員   43名 (内座席20人)

 

「加悦SL広場閉園後の動き」

 

閉園後2021年12月に大阪府にあるハピネスパーク交野に寄贈されました。

 

公開時期は現時点では控えさせていただきます。

譲渡先の方に迷惑となりますので。