ヨ2000形とは、日本国有鉄道の前身である、鉄道省が製造した車掌車です。
「概要」
車掌車とは、貨物列車の最後尾に連結される乗務員専用貨車で、車掌さんが乗り込みます。
ヨ2000形は1937年から翌年までに100両がつくられ、全国に配置されました。
同車は1937年に汽車製造で新製、福知山に配置され、晩年は西舞鶴客貨車区に転属しています。
1980年廃車、翌年に加悦町(現与謝野町)が、展示用として借用したものです。
ヨ2047は現存唯一のヨ2000形で、日本最古の車掌車でした。
しかも動態保存でした!
「主要諸元」
製造年 1937年6月
車体長 7m
自重 9.5t
「車内」
車内には丸椅子と、コンパクトなシートがあります。
また冬には、ダルマストーブ(石炭ストーブ)があります。
石炭を燃やして、車内を温めていたものでしたが、なかなか温まらなかったらしいです。
「加悦SL広場閉園後の動き」
動機はわかりませんので、わかり次第更新します。