加悦鉄道Cー160とは、加悦鉄道が1942年に製造した蒸気機関車です。
「概要」
鉱石輸送のため、1942年に本江機械製作所(現立山重工)で製造されたものです。
車軸が3つのCタンク式です。
戦時中は鉱石輸送に使用され、戦後は旅客列車牽引に使用されました。
一時期、福井県の犬見鉱山専用線に1949~1957年まで貸し出された経験があります。
帰還後は加悦駅や工場内の入れ替えなどで活躍し、1966年に廃車され、1969年に京都市へ売却され、大宮交通公園で保存されていましたが、
大宮交通公園がリニューアル工事することとなり、妨げになったC160の撤去が決まり、
これを加悦鉄道保存会が引き取り、旧加悦駅舎加悦鉄道資料館で保存されることとなりました。
「主要諸元」
製造年 1942年
車体長 6.5m
自重 15.5t
ボイラー圧力 13kg
「現状」
現在は加悦鉄道保存会によって修復されています。
2022年4月のリニューアルとともに公開が始まりました。
しかし、まだ修復できていないため、未完成です。
更新履歴
2022.7.31 現在の現状を追加。