←これは現存しない103号の姿です、今現存するのは102号のみ。

 

加悦鉄道103号とは、加悦鉄道が1944年に新製した蒸気機関車です。

 

「概要」

 

戦中、ニッケル輸送が200万トンを超え、当時7両体制だった機関車でしたが、これでも対応しきれないため、

1944年に立山重工で製造されたのが、102号です。

また同形に101号と103号がありました。

 

加悦鉄道での活躍は短く、4年間でした。

1947年に三菱鉱業に譲渡され、芦別鉄道で使用され、その後別の雄別鉄道に移り、ここで終止符を打ちました。

 

「現状」

 

現在は鉄道関係の協会が管理し、非公開で保存されています。

 

また同形に101号(昭和17年製)と103号(昭和19年製)があり、どちらも鉱石輸送に使用後、1947年に北海道の三菱鉱業に売却されました。

101号は尺別鉄道に、103号は102号とともに芦別鉄道で在籍しました。

しかし2両とも解体処分され、現存しません。