今回は京都丹後鉄道の車両の自己紹介したいと思います。
「MF100形・200形」
1988年の宮福鉄道が開業した際に、計6両が誕生した。 「MF」は宮福を意味していて、宮福鉄道の名残でもあります。
スタイルは、スイスの山岳を模したデザインで、ヘッドライトと尾灯が円型ケースに収めており、前面スカートも車体と一体化し、上部にもライトが付くなど独特な形状をもちます。
富士重工業製の軽快気動車で、車体長16.5m 最高時速95キロで、エンジンは新潟製6H13HS、台車はFU34DとFU34T、出力は250PS、ブレーキは「自動空気ブレーキ」、JR車との連結ができるように「ジャンパ連結器」を装備しています。
このためJR車と連結可能です。
「車両デザイン」
100形は「千鳥緑」色、200形は「鳶赤」色で、これは大江山の赤鬼青鬼伝説にちなんでいます。
「座席定員」
座席の定員は27名+53名(立)名の計80名です。
「車内設備」
座席は転換式リクライニングシートを使うというデラックス車です。
座席配置は2+1列の3列シートとなっています。
ただし、トイレ設備は全車ないです。
100形は「一般車」で200形は「イベント兼用」で、200形にはカラオケ用発電機を搭載しています、また座席のシートのデザインが違い、内装も一回り異なります。
200形にはかつてスポットライトとテレビが付いていました。
2008年~2015年にかけてリニューアルが行われています。
しかし老朽化と後継の「KTR300形」が登場したため、2019年から廃車が始まり、現存1両のみ残ります。
また2022年9月より、海の京都ラッピング車となって、当面の間運用されます。
「車両一覧」
101 ドア「水色」
廃車 2022・3
102 海の京都ラッピング
103 ドア「ピンク」
廃車 2021.2
104 新塗装
廃車 2020.2
201 新塗装 「当初はドア部が黄色」
廃車 2021.2
202 新塗装
廃車 2019.3