旦那の不倫が原因で離婚した
シングルマザーの「ゆき」ですニコ

2人の子供達と婚約者アキくんと
ステップファミリーを目指していく
生活を中心に綴ります花

なにかのお役に立てれば幸いですニコニコ



登場人物紹介は
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離婚体験談編、最初のお話は
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上差しこちらの記事の続きです。



酷い頭痛に悩まされながらも、何とか日々の業務を過ごしていた。



先輩は体調不良でも院長に「がんばれ!」と点滴されてまでして働いていたし、同期はストレスで蕁麻疹が出来たり、生理が止まってしまったり、勤務中に嘔吐するようになってしまったり.......



周りがそんな状態だったし、

経営者が「最小のスタッフで最大のパフォーマンスを!体調不良は気のせい、気合いが足りない!」という考えをスタッフに植え付けていたので、みんな揃ってボロボロの状態でも働いていたのでしょう。

(再起不能になる前に辞められて良かったと思います滝汗私が辞めた2年後には同期は全員退職していました。)





でも、1番の働く原動力となったのは「患者さんの存在」





若い頃から不妊で、10年以上のも治療を続けている患者さん


後継ぎを産め!と義父母になじられて、治療に通う患者さん


子供が欲しいけれど仕事が激務でなかなか休めない。診察の為に休みを取れば嫌味を言われ子供が出来ないことをバカにされ、心身ともに追い込まれている患者さん




お話を聞いているうちに、こちらも涙を流してしまうような方がたくさん。


どの方も、表面上は明るく振舞っていても、

それぞれ様々な事情を抱え、

心の中ではいつも雨が降っているような状態。


きっと、今までそうやって、

悲しみや苦しみを人に吐き出せずに、心にギュッと押し込めてきたんだろうなと思うと心が苦しくなります。




本当はもっとお話を聞いて、心の澱を吐き出して欲しいけれど、クリニックの方針であまり長い時間はお話を聞けませんでした。




私がいろいろな患者さんを見て感じたことは、

「ストレスが少ない患者さんの方が妊娠率が高い」



年齢が高くても、パァっと明るいオーラをまとっていたり、生命力を感じる人は、クリニックを卒業するのが早かったです。

(統計を取った訳でもないですし、実際のストレス具合は他人には読めないので、あくまで私の主観ですが)



職場の方針的にも、治療が前面に出てしまっていましたが、心のケアって大事な事だと感じました。



上記の辛い思いをしている患者さんたちは、笑顔でも重くて暗い雰囲気をまとって見えました。

そんな方も気持ちが変わり、ストレスが少なくなっていたら、気持ちが楽になっていたら、、、もしかしたら妊娠出来ていたかも.....?と今でも悶々としています。







さて、

酷い頭痛に悩まされながら働いていた私でしたが、ついに倒れてしまいます。


あまりの痛みに、目の前が真っ白になり培養室の中で気を失って倒れてしまいました。



院長と事務長は怒りでカンカン!

患者さんの卵子を扱っている時に倒れたりしたら一大事!

そんな危なっかしい人に胚培養士をさせてられない!

治るまで、培養室の外で働きなさい!.....と言われ、診察補助等をメインに働くことになりました。



外に出ても激務が変わるわけでもなく、酷い頭痛は治りませんでした。


治ったら培養室に戻す......と言われ続けていましたが、頭痛が治まる気配もなく、戻ってもまた倒れたら.....と考えたら怖くなってしまい、退職を決意しました。



もっと、たくさんの患者さんのを助けたかった!


その悔しさは10数年経った今でも忘れていません。






クリニックを退職した私は、当時の旦那(不倫旦那)に「良い機会だから結婚しよう」と言われ、旦那の住む地方都市に引っ越して結婚しました。



1年間は専業主婦をしながら求職活動。


まだ、胚培養士を諦められず、また、他の施設ならやって行けると感じていた私は(院長自ら「うちほど厳しい職場はない」と言っていました驚き)、近隣にある婦人科や産婦人科に片っ端から電話をして自分を売り込みました。


..........しかし、結果は撃沈。


当時、私の地方都市では高度生殖医療が出来る施設もなければ、余裕もないとの事。



考えた私は、違う方面からの不妊問題へのアプローチを検討。



何も技術で助けるばかりではない。



他の助け方もあるだろう!と考え、今の職場に就職しました。



不妊問題解決の為の企画・立案が出来れば、間接的に不妊で悩む人を助けられるかもしれない!


ただし、素人のペーペーがいきなり取り組んでも簡単に実現できるものでは無い。


まずは他の部署で経験を積みました。


そうこうしているうちに子供が産まれ、離婚もして、生活スタイルが変わった。




働きはじめてから10年以上経過し、そろそろ目標の「不妊問題」に取り組もう.....と思うけれど。。。



そうするのは、通常業務+‪αの努力が必要。





長男が1歳半の頃、2ヶ月間に渡って、日付が変わってから帰宅し、朝7時前には出勤する日が続いた。


同時の旦那は仕事に理解してくれて子供の世話も快く引き受けてくれていたが、不倫が発覚した時には、不倫した理由として私が仕事にのめり込みすぎる時がある....と責められた。

(当時はちゃんとお互い納得の上だったので、単なる不倫した理由を作りたかっただけだと思いますがむかつき)



「不妊問題」の企画を立ち上げようとすると、↑のようなことも起こりかねない。



離婚して、ステップファミリーを目指す私のパートナーはアキくん。



アキくんは心が広く、考えも柔軟だから、もしかしたら私がやりたいことにも理解を示してくれるかもしれない。

でも、血が繋がっていない子供の世話を長期間、自分を犠牲にされながら任されたりしたら、どう思うだろうか......?




通常業務でさえも、17連勤やら下差しこんなこともありますので......




自分のやりたい事と家族を天秤にかけて、長い間悩みました。





一度家族を失った私は、もう二度と家族を失いたくはない。






だから、今の職場で「不妊に悩む人々を助けたい」という願いを叶えるのを諦めました。








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命の尊さが溢れる作品ですにっこり

いつか子供達にも呼んでほしいキラキラ