長らくブログから遠ざかっていた。
公私共に多忙であったことは事実だが、忙しさにかまけるとはこのことなのだろう。
自分自身、なんだかもうどうでもいいや!と何事に対してもある意味無気力になっていたことは否めない。
 
このブログで以前ずっと書き溜めていた私小説「美津子」にかなり大幅に加筆して、推敲を加え、最終的には約300ページを越す中編小説になり、この11月で完了した。身の程知らずではあるが、来年の新人賞にでも応募してみようと思っている。
<p style="width:400px;background:#ccc;font-size:68.7%;text-align:center;margin-bottom:0px;padding:2px 0;"><a href="http://p-amateras.com/" style="color:#ec0000;">プロジェクト・アマテラス</a></p><iframe width="400" height="200" src="http://p-amateras.com/text/7553/frame" scrolling="no"frameborder="0"></iframe>
 
もしよかったら一度読んでみてください。
 
夕べ、直也とご飯を食べているときに、テレビでサンタクロースのふるさと”フィンランド”を訪ねる企画をやっていた。
直也は今年、支援高校の2年生。
ついこの間までは、サンタクロースの存在を本気で信じていた、びっくりするぐらい真っ白な心の持ち主なのだ。
昨年も、お伊勢さんをお参りして、ご祈祷をしてもらったのだが、その神主さんがあげる祝詞を神妙な面持ちで聞きながら、小さな声で僕にこう聞いた。
「父ちゃん、あの棚(お供え物満載の大きな神棚)の向こうに、神さまがいてはるの?」
「うん、いてはるよ。」 
僕は真剣な眼差しの直也に頷きながらそう答えた。しかしながら、荘厳な雰囲気ではあったが、そこに神様が居ることを意識してはいなかったのだと気付かされたのだ。
そして夕べ、サンタクロースのことを直也に聞いてみた。
いくらなんでももう信じてはいないだろうと・・・・
「なあ、なおちん、サンタさんはもうなおちんのところへは来なくなったんやね?」
「もう、来えへんやろ。サンタさんが来るのは子供のときだけやで。」
うーん微妙な言い回しをする。そこで僕は確信に触れる質問をした。
「なあ、なおちん、お前、サンタさんがいるって思ってる?」
本当はこの質問をすることにはかなりの抵抗があった。
もし信じているなら、それを否定しかねない質問になるからだ。
すると直也はこう言った。
「え?ウソなんやろ?」
やっぱりもうさすがに17歳ともなったら信じているわけはないのだ。ちょっとがっかりしたのだが・・・・。
でも次の直也の言葉は、僕を感動させるには十分だった。
 
「ウソなんやろ!空を飛んで来るっていうのは、ありえへん・・・。」
 
どうか、いつまでもこの真っ白なまま、ピュアなままで、いて下さい。
僕は神様に願った。