6月23日から6月27日までシアター風姿花伝で上演された水中散歩2021夏公演『山姥の息子』の全ての回を観ました(「全通(ぜんつう)」と言われていることですね。大好きな舞台俳優の佐野みかげさんが出演する作品は「佐野みかげさんの最高の演技を見逃したくない」という思いがあって、いつの頃からか全通するようになりました
)
上演期間が終了した後も配信公演のアーカイブが観れたのですが、それも7月8日の午後7時で終わったので、今さらながら登場人物ごとに私が思ったこと、感じたことを書いておこうと思います(上演中、アーカイブ配信中に書けなかったこともあるので今さらですが)。
①トキとマキ
山姥の息子であり兄弟である二人。
初日、兄のトキを演じる人生さんの背格好の大きさに驚きました。そして二人の大きな声、劇場の壁を震わせていました。
トキとマキが語る昔話、怖い話だけどどこかユーモラスなところが良かったな。
後半、幼い頃に猟師を殺してしまったことを思い出した時の弟のマキの苦しい表情は忘れられません。
猟師の怨霊がマキを苦しめる時、必死にかばうトキも忘れられないなぁ。
そんなシーンの後、マキが怨霊の思いを受け止めてトキと一緒に生きていこうとするラスト、トキとマキの笑顔は素晴らしかったです。
お祖母さんの芳子さんが語った「山姥の息子」の話で、トキとマキが本当の兄弟ではなかったことが分かった後だったから、二人の笑顔に感じるものがあったかもしれません。
