役所にとって「年度末」は、異動の時期でもあります。
案の定、とてもお世話になっていた上司が異動になることに。
協力隊の採用面接では面接官でもあり、私の両親の前で「奥州市へ嫁に来てもらったつもりでいる。そう簡単には帰しませんから」と力強く語ってくださった上司でもあるだけに、上司の異動はとてもショックな出来事でした。
お役所という平和で規律正しい場所に「私」という爆弾が投下され、散々振り回されたことと思います。
そんな中でも私の存在を認めてくださり、いつも温かく話を聞いてくださり、上司にどれだけ守ってもらっていたか…そう考えると涙が止まりませんでした。
せめて私の任期が終わるまでは、直属の上司としてそばにいていただきたかったです。
でも、これからも同じ建物内にいらっしゃるのでいつでも会えますし、「新しい上司にしっかり引継ぎしておいたから安心しなさい」とおっしゃってくださったので、これからは新しい上司のもとで今まで以上に頑張っていこうと思います。
そして年度明けを迎えた今日、黄金の畑も始動しました。
半年前に土の中に眠らせた『芋の子』こと里芋(その時の様子はコチラをご覧ください)。
まずはその芋の子を掘り起こしました。
みんな元気に出てきてくれました!
掘り起こした芋の子は種芋となるので、まずはハウスの中で芽出しを行い、そのあと畑に戻すそうです。
テイ子さんと芋の子の選別を行っている姿です。
私の作業姿も少しは板についてきたでしょうか…?
雪の下で眠らせていたニンジンも収穫してきました。
寒さの中で眠っていただけに、甘さが凝縮されているとのこと。
食べるのが楽しみです。
冬を越した玉ねぎやほうれん草もぐんぐん生長が始まっています。
周りの畑でも作業を始めている姿をたくさん見かけました。
長く寒い冬も終わり、春の息吹を感じる今日この頃です。
食の黄金文化・奥州 輝かせ隊
(奥州市地域おこし協力隊)