初夏を思わせるような陽気だった今日、新しい制服に身を包んだ学生さんを多く見かけました。
入学式シーズンは東京だと桜の花びらが舞っていることが多いのですが、奥州市は桜の開花までもう少し時間がかかりそうです。
今日はひとつの事業をご紹介します。
奥州市は都心に比べるとネット文化がそこまで浸透していません。
インターネット回線を引いていない方や、スマートフォンを持っていない方、さらには携帯電話すら持っていない方も多くいらっしゃいます。
コンタクトを取る際に固定電話やFAXが主なツールだったり、メールもE-maiやキャリアメールではなくショートメールということもあります。
素晴らしい産品を作り出しているにも関わらず、インターネットサイトを開設していなかったり、通販を行っていなかったりということも。
通販を行っていても、決済がクレジットカード決済に対応していないことがあります。
もちろん、インターネットが全てではありません。
大切に育て上げたもの・作り上げたものをネットに晒したくないという気持ちもわかりますし、奥州市に足を運んでいただき、対面で購入していただくことが一番良いことです。
しかし、昨年11月に東銀座にあるアンテナショップ「いわて銀河プラザ」で催事を行ったとき、こちらに届いたお声のひとつに「インターネットで購入できたら」というものがありました。
首都圏だと「ネットで調べてそのままポチッ」が当然の流れのようになりつつあります。
ネット検索で引っかからないと、ないものとしてみなされてしまうことも…。
インターネットを通じて奥州市の豊かな大地と人に育まれた農産物を全国に紹介したいという思いが募り、地域おこし協力隊としての活動の延長として、この度インターネットショップ奥州家（おうしゅうや）を開設いたしました。
現在のラインナップは、奥州市民の優しさや温かさを表現したいという思いから生まれた「おばあちゃんの仕送り箱」（野菜便）と、忙しい人にもホッとできるような朝ごはんを食べてほしいという思いから生まれた「奥州家の朝ごはんセット～和～」です。
詳細は、ホームページよりご確認ください。
奥州市内の区の垣根を越えて一丸となっていきたい。
生産者と消費者をつなぐ架け橋になりたい。
奥州市と全国の人をつなぐきっかけ作りができたら…という思いを込めて展開しています。
「奥州家」もよろしくお願い申し上げます。
食の黄金文化・奥州 輝かせ隊
（奥州市地域おこし協力隊）