「お金」について。
多くの人が関心を寄せる話題ですね。
今の人生で私はお金について学ぶことになっています。
これについて、多くの気づきを与えてくれたのが、過去のパートナーでした。
2020年に私は2度目の離婚をしています。
なぜ、離婚になったのか、その理由は配偶者だったOさんのお金についての考え方に問題があったからです。
元配偶者Oさんは、機嫌が悪くなると、暴言を私に浴びせてくる人でした。
その暴言の中でよく出てくるフレーズは「お前にお金はやらない」。
でした。
また、パートに働きにでる前の専業主婦だったころに、近所に和菓子屋さんがあり、そこのわらび餅がとても美味しそうで、私は彼に「わらび餅を買ってほしい」とお願いしたことがありました。
1パック500円くらいの商品でした。
残念なことに、彼はそのとき買うのを嫌がり、なかなか買ってはもらえませんでした
そういった彼の態度は、わらび餅だけでなく、私に渡す毎日の食費についても同様で、月の食費を快く渡す人ではなかったのです。
つまり、私の気持ちよりも、お金を大切にする人だったのです。
例えば、配偶者が自分を大切にしてくれる(自分の好きなわらび餅を喜んで買ってくれる・感謝を込めて食費を渡してくれる)ことがわかれば、夫婦関係を解消する必要はなかったでしょう。
例えば、お金を感謝を表現するツールにするだけで、信頼関係は構築されるでしょう。彼はその反対をやってのけたのです。
しかも子育てをして、食事を作り、家の中の仕事をする主婦を小ばかにするところがありました。
私はOさんの不誠実な態度と心根の貧しさに辟易したのです。
ゆたかに生きる、とは一体どういうことでしょうか?
それは物質的にお金がある、ということも大切ですが、いつも一緒にいる家族が思いやりがあり、自分を大切にしてくれる、という安心感がベースです。
信頼関係がない家族。
とうとう、不幸な結末に終わったのでした。
私が自立して、自分らしく生きようと決意するのには十分な動機があったのです。
抽象的ですが、お金とは「愛のエネルギー」。使って循環させるものです。使うことでまた、自分にお金が回ってくる。
しかしながら、自分よりも立場が下の人を困らせるために、お金を回さないし渡さない。こういう残念な人が世の中にいるんだ、ということを私は身をもって知ったのでした。
師匠に教わったのですが、銀行口座の残高は「まやかし」で本当の豊さを決めるものではないそうです。
本当の豊かさを決めるのは、その人の誠実さ、徳で、目に見えない、その人自身の「行い銀行」の残高だそうです。
その「行い銀行」の残高が普通の銀行口座の残高に反映されるのです。