10月に引っ越しを控え、今日はこまごまとした手続きに追われてしまい、忙しい一日でした
今度引っ越す賃貸住宅は埼玉県にありますが、閑静な住宅地で、自分の思考やアイデアをまとめるのにより適している!と思い、引っ越しをすることにしました。
さらに、居住スペースは今の場所の3倍もあり、しかも賃料は安いとなれば、もう引っ越さないわけにはいきません
こんにちは。冬月智子です。
私は英語講師ですが、英語と同じくらいか、むしろそれ以上、日本の歴史文化を愛しています
ですので、自由時間があれば、英会話のトレーニングをすることももちろんありますが、日本史の本を読んだり、万葉集を開いたりしています。古事記も大好きです。
ふと、今日は、私がどうして歴史を学びたがるのか、考えてみました
今は飛鳥時代にはまっていて、読みかけの本は『古代飛鳥を歩く』(千田稔著 中公新書) です。
この本は写真付きで、飛鳥の名所を紹介しながら、歴史的な出来事の意味や背景を考察している本です。
単なる文字だけの専門書ではなくて、視覚的に訴えながら楽しく読めるので、ちょっとした空き時間に開きます
私たちは中学でも高校でも歴史の教科書があって、歴史を学ぶかもしれませんが、実はそれは単なる歴史的出来事の暗記と簡単な説明だったりします。年号を暗記しなくてはならないときは苦痛です。
だから嫌になってしまうのですね
でも、実は歴史は奥が深く、単なる出来事の繰り返しでなくて、
「人間学」でもあるのです。
人間の生活の営みが長く続いて、歴史になります。歴史と一言に言っても、それは良い歴史ばかりではなく、
むしろ苦しい歴史「黒歴史」もたくさんあります
人間は生きていると、どうしたら生活をもっと楽しく、便利にできるのか、とか、自分または一族が繁栄するにはどうしたら良いのか、など考える生き物です。
人間の思考が生活を変えていき、新しい生活は、更にもっと新しいものを作り出していきます。
・・・・だけど、進むだけで良いのでしょうか
時々、後ろを振り返り、自分の来た道はこれで良いのかどうか、検証も必要だ、と思います。
その検証作業が歴史を振り返ることですね
さらに、英会話をするとき、どうしても、他国の人と話すので、考えの違い・文化の違いに驚くときがあります。
そんなとき、どうしてこんなに考え方が違うのだろう?と思いますし、その答えは歴史が教えてくれます
実は、英会話をする人こそ自分の国の歴史を学ぶと、腑に落ちることがたくさんあります。
無駄なことはないのですね
歴史が苦手、という人は、遺跡から入るのもいいです
実は大学時代、私は考古学を専攻しています。考古学はモノや遺跡から人間の生活を再現する学問で、たんなる文献から読み解く歴史学よりも面白いかも?しれません・・・・。(私は面白がるよりもむしろ苦しんだほうでした)
先行きがみえない時代だな、と思うときに、歴史を振り返るって大事です。
過去を探っていくと、今につながります
今から未来はどうなるのか?なんて考えたとき、過去の歴史は大きなヒントになりますね
ちょっと、乱暴な例かもしれませんが、飛鳥時代、推古天皇が遣隋使を派遣した時のこと。
大和(日本の古称)は明らかな後進国でした。そこをどうしたら先進国の中国に追い付くことができるのか
未熟な航海術しかない時代、船で海を渡るという、ものすごい賭けもしましたし、はったりも言いました。(だから隋の皇帝が激怒したのでしょうね‥‥)
また、明治維新後に、欧米の文明に圧倒された、刀を差していた日本人
開国後の開発はすさまじく、あっという間に鉄道を敷きました。
そういう貪欲な文明を吸収しようという先人の意志があったから、今につながり、先進国日本になった!といえます
今日は堅い話になってしまいました。
疲れたらコーヒーで一服してくださいね
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