妻にはすぐに返信しました。

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本当に申し訳ないです。こんな不条理で理不尽で、最悪なことはありません。自分はギリギリではなく、アウトです。本当に自分を変えないといけません。こんなことは絶対に許されない行為です。

自分はアルコール依存症なんだと自覚する必要があります。今まで云われていたことを都合良く解釈して、本気で反省していなかったのだと思います。

このままでは今後も繰り返すでしょう。それはつまりは破綻するということです。

自分ではコントロール出来ない範疇にある、だからアルコール依存症なんだと自覚して、病院で治療をする必要があると思います。

どういう治療でいくらかかるか分かりませんが、自分はアルコール依存症だと認識しました。

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妻もすぐに返信をしてくれました。

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良いと思います。

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「アルコール外来」というキーワードで都内の病院を片っ端から調べ、10件程をリストにすると、家から近くのクリニックに電話をかけました。そこで簡易的な問診を受けてから「予約をお願いします」と伝えると、予約がいっぱいで二ヶ月後になると云われました。しょうがない、ここはアルコール依存症の方々がたくさん来るところなのだと諦め、丁寧にお断りして電話を切った。

それからリストの2つ目のクリニックに電話をすると、同じように簡易的なヒアリングがありました。それが終わるタイミングで「予約を」と尋ねると、たくさんの方から予約を受けておりまして平日の午前中なら対応可能です、という返答がきた。

アルコールのことで悩んでいる方は少なくないなと思いました。

リストから3番目、4番目と立て続けに電話をしましたが、全く同じ理由で予約は2〜3ヶ月後ということでした。

 

一息いれてからもう2件電話をしました。ダメでした。

世の中にはこんなにもアルコールで悩んでいる人はいるのだなぁとつくづく思いました。

 

頭の中で、昨晩から今までがぐるぐると回り、自分のことなのに自分のことで無いように思えました。逃げているのではなく、ここまでかなり長いこと様々な角度から集中して考えていたからか膨らみすぎてしまったのでしょう。膨張しすぎている頭を整理するために目を瞑り浅い眠りにつきました。