葉桜と魔笛


素敵な話でしたね。
そして、まゆこが頑張りました。
これは、一人に語りかけるようにいってほしい。
でも、すべてのお客さんにもかかるように。
難しい注文です。
なかなかできず、
最初はなかなかすすみませんでした。
でも、自分の中で物語を膨らませていき、言葉の一つ一つと向き合っていってるような稽古時間を
地道にすごし、
どんどんカタチとなっていきました。

美しい時間がながれました。

みなさまにはどんなイロが浮かんだでしょうか?

今回は作品によって、話す対象が変化しています。お気づきでしたでしょうか?
その変化の中で、
おきゃくさんを完全に作品の中に取り込む、ひとつ前の大事な時間です。
まゆこはしっかり役目を果たしたんではないでしょうか。
そしてそのさきの
赤い部屋へとつながります。

そのまえに。
初恋
これ、本当に素敵になりました。
本当は亡き妹へのうた
としていれたんですが、
葉桜にでてくる老婦人の呪縛を解き放つ、彼女のためのうたとなりました。
いつまでも
リボンの呪縛にしばられないように・・・

女とは
と押さえつけられていた時代からの解放です。


このときのまゆこの表情がよかったですねえ。
写真がなくてごめんなさい。
その少し前の写真です。

衣装は
老婦人にも、年頃の女の子にもみえる衣装とおまいさがしました。
上の衣装が500円くらいだったのは、内緒です。