先日
通りすがりの人に呼び止められた。
ほあし?
え?
一瞬わからなかったけど、高校のクラスメイトでした。
すっかり
素敵な女性になっていて、全然わからなかった。
でも
向こうは気がついてくれた。
なんだかとても嬉しかった。
声が
昔のままだった。
それがまた嬉しかった。

あんまりよい学生時代を送ってないからなおのこと、
嬉しかった。

覚えていてくれる人がいる。

こんなことも自分を奮い立たせてくれる。

私はどこへいくのだろうか。

そんな、問いをいつも突きつけられる毎日のなかで、
過去の自分を肯定してくれるような出来事は、なにか自分をそっと支えてくれるような感覚だった。

さあ
上を向いて
前へ進もう。