諸行無常ってあるじゃん。この世のすべては常に流動的で絶えず変化して止まないってやつ。これの一般的な理解としては「おごれる者も久しからずって言うし現状に甘んじるなよ、係長。」っていうことだと思うんだけど。
俺としてはそうじゃなくて、「形の無い流動的なもんにわざわざ形をつけんのはどーよ?」っていう認識なんだ。まあよくわかんないね、うん。笑


つまり、物質と言葉って正確にリンクしてんじゃん。This is a penだったりappleだったり。
でも感情と言葉ってさ、絶対正確に当てはまんないと思う。似た単語を代用してるだけで。もしくは広範囲で補ったりとか。


たとえば俺がさ、野生のシャチが野生のオタリア を狩るところを偶然目撃したとして、その興奮を他の誰かに伝えたいって当然思うよね。でもそれはその光景を見てない人に同じように伝えることは決してできないし、ましてイルカ派にとっては「ふーん。」なわけだし、生粋のオタリア好きにとっては「オタリンのことか…オタリンのことかあああ!!!!」って感じなわけ。笑




それでも伝えたいから絵にしたり音にしたり、味やにおいだったり、Twitterに「シャチなう」って呟いたりするんでしょ?



でも俺はそーやってわざわざ形にして吐き出さずに自分の中で持ってるままでもいいんじゃないかなって思うんだ。言葉にしないままのなんとなくグチャグチャな感じ。夜眠る前とか朝起きてすぐとか、布団の中で完全に働いていない脳みそ必死に使って、でも答えが出ない。みたいな。そんな感じ。


吐き出すのは楽だし気持ちいいから。クレイモアって漫画で、なんで男が半妖になれないかっていうと妖力解放が性的な快楽を伴うから男だと制御出来ずにすぐ覚醒して妖魔になっちゃうからだって言ってて、すぐ納得出来てしまって悲しかった。笑




俺はおしゃべりだけど、少し黙った方がいいってのは自覚してるんだ。それでもひとりが嫌だから同じもの見たり、同じもの聴いたり、そんなんで同じこと思ってねーかな。みたいな。そーゆうことだったんだろーね。きっと。知らんけど。笑






で、話を戻すと、形に変わる前の感情ってたぶんこんな感じ 。めっちゃ美味い。



完。





【好きなやつ11】


おなじ話/ハンバートハンバート