トレーナー養成講座12期全12回
第3回目のご感想^^

フィードバックや次回までの課題を
書いていただきます。


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昨日もありがとうございましたm(_ _)m
様々な技術に触れて、音の変化がわかり、
ワクワクしました。
先生とKさんの会話をきいて、
イメージも深まり、
グループで学ぶ楽しさも感じました。

一番の課題は、黒2本での、アーチの維持だと思いました。すごく意識しないとお山が作れないのがわかり、今後長い道のりだな~、と思いましたが、先生が私に最適な道筋をいつも考えてくださるので、安心して地道に取り組んで行こうと思いました。

また、押し込むクセも、初めて認識しました!
だから、私の音色は重たい感じだったのだな~と思いました。10代の頃先生から、指が細くて音がはっきりしないから、とにかく鍵盤の下までしっかり押すよう指導されて盲信してました。その頃はハノンも相当弾いて、そしたら、音も良くなって、掌の筋肉も厚くなって、握力もついて喜んでました。

今は全然弾いていないので筋力は落ちているのに、クセは抜けないでそのままなんだな~、癖も抜けてて欲しかったな〜と思いますが、認識できたところからスタートですね。
軽い音が出たら、また弾きたい曲がたくさん出てきました♪楽しみです。

次回まで、黒2本でお山を作る練習、
指の拡張では、まだ腕の脱力が同時にできなかったので、それを意識していきます。

M.M.さん

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私からの返信

床メソッドがとても上達していて、しっかり取り組んでいるのがよく分かりました!

床メソッドが体調に影響するのも実感していただいているようで嬉しいです。

弾く時のちょっとした動きで音が変わり、楽しいですよね!

押し込むクセ、なるほどですね。欠点を補うつもりで強化したことが、必要ないクセとして残ってしまうことはよくあります。

指が細い人、太い人、やはり音は変わります。
でも、自分の身体の重さをしっかり使い切ったら、きれいな伸びのある音が出るのです。

なので、無理に強化せず、脱力ベースの打鍵で重さやスピードを使っていきましょう。

同じ重さとスピードでも、今までやっていたハノンでの強化や掌の筋肉強化とは種類が全く違うので、音色の質が全く変わります。

たしかに一朝一夕ではいかないかもしれませんが、そのための一年です。

一つずつ積み上げていけば、必ず到達します。遠回りしないように私がついていますので。

クセを取り除くのは、おっしゃる通り気づくことが大きな第一歩ですね。

気づきがなかったら始まりません。

黒2本、着実に一つずつ積み上げていますので、焦らなくて大丈夫です。この調子で。

打鍵で落とす時にお山が作れるよう、段階でよいので、注意深く練習していきましょう。

拡張も、肩甲骨から落とすのを意識してさらに深めていきましょう。

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長年ピアノを弾いていると
(長年でなくても
長時間弾いているお子さんも)

色んな弾き癖がついています
本人が気づいていないことが多いのが
問題なのです

なぜかといえば
無意識に同じ弾き癖で
いつも弾いているということは

自分で変えているつもりでも
音が変わっていない
ということになります

要するに
表現の変化
音色の変化が
できていない

ということになります
意思に反して

これは残念なことです。

だから
まず気づくこと
なのですが

自分では
なかなか気づけないものです

ハノンは…

未だに
多くのピアノの先生が
生徒に弾かせているようですが

意義目的を作り
成果を決めるなら
良いかもしれません

しかし
指の強化
スピード強化のため
だったら

もっと効率がよく
全ての奏法へつながる
より良いフィンガートレーニング
があります

指には筋肉はありません

手の平には筋肉がありますので
お山(第三関節、親指第二関節)
を作ることで
形状と筋肉の使い方までも
学べます

筋肉は
力任せに動かすだけでは
スピードは出ません

瞬発力が必要です

ピアノ脱力法メソッドの
離鍵の練習で
瞬発力を習得できます

イチロー選手の
こんなエピソードがあります

オフシーズンに筋トレを
何年も続けていましたが
ある時気づいたそうです

試合シーズンに入って
しばらくすると
身体のキレが出てくる時がありました

それは
筋トレでつけた筋肉が
落ちてきた時
だったそうです。

それから
筋トレをやめたのです。

「筋トレはダメだよ。
だってチーターやライオンは
筋トレしないでしょ?」

身体に最適な筋肉の時
身体のキレが出る

そう考えると
ハノンで筋肉がついたとして

キレがでない筋肉だったら
様々な楽曲に応用できるのでしょうか?

そもそも
様々な作曲家の楽曲があり

作曲家の作品によって
使うポジション
使う筋肉
使う音
違いますので

ハノンで一緒くたに
鍛えられるわけがないのです 

ただし
スケール・アルペジオは 
大事です

ピアノ脱力法メソッドでは
3種類のスケール・アルペジオを
教授します。

そんなわけで
一生ものの
本物のテクニックを習得しましょう!

メールレターでは
シリーズ仕立てで
奏法を詳しくお伝えしています

次回からは
自己表現のために必要なこと

①想いを確認する方法
②想いを聴く方法
③想いを音に乗せる練習方法
④想いを音に乗せるスタンス

4回シリーズで
お話していく予定です