大嶋 聡子のブログ-第5回脱力法メソッド

小学3年生のRちゃん。
指の練習はいつもやっているので手指の形は気をつけています。


でも脱力はなかなか難しいです。
子供は、子供用のピアノを使えるわけではないのでとても大きなピアノを弾いていて大変です。
手が小さかったり指が弱かったりするので、他の指でバランスをとったりします。


手を広げると、手首に力が入ります。
そうすると、知らずしらずに肩が上がってきます。


子供に特に必要なのは、

下半身(丹田)を支えにした深い呼吸。
 (呼吸は意識しないと浅くなります。ピアノで歌うためにも呼吸は欠かせません。)

腕が背中から伸びる感覚。(ルフィのゴムゴムの身体ように byワンピース)

そのブラブラの腕を、指一本一本に荷重できること。

荷重後、即座に力を抜ける指。

他の指に力が入らないこと。

クルクル回る柔軟な手首。

即座に力を抜ける、おばけの手首と手指。


これらは、がんばって弾いていても、自然にはできないことだと思います。
そのための方法を教えることによって意識し、できるようになると思います。



難しい曲を弾きたい子供には、手を痛めないために、これらのことを
より実践する必要があると思います。
また、小さなうちからしっかりこの基礎を身につけさせてあげるのも大事だなぁと実感します。


ちなみに、私は小さい頃ずっと最大手音楽教室に通っていましたが、先生は次々変わり、
テクニックの基礎を教わったことはありませんでした。
ただ、グレードなどでコード理論を学べたことはよかったと思います。


でも個人的には、生涯成長すると思っているので、
(脳科学でも脳は再生しないというのは間違いだったことが分かっているし)
ピアノに関しても、年齢は問題ないと思っています。


現に、続けている人は、進化しています。


Satoko.O


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