ブログも400回目の雑記帳の綴り方となった。

日々の出来事や感動したこと、楽しいこと、辛かった思いも

みんなこのブログに載せてコラムを今日まで綴ってきた。

 

  

 

これまで歩んできた人生の軌跡がたくさん詰まったブログ。

親として、人として、そしてある時には社会的父親として。

 

たくさんの出会いと別れを経験して今の自分を振り返れば

色んなごちゃ混ぜにした自分の気持ちをその時々の想いで

綴ってきたブログの心模様を回想している。

 

       

 

最近は父親としての想いを馳せていたが、過日のニュースに

89歳の父親が神戸から自転車で東京の息子を励ますために

辛苦を乗り越えて600キロ走破したことが記事になっていた。

 

この記事を読んで父親として子を想う気持ちに何か万感の思いで

この父親の想いと心意気に心から拍手を送りたいと思った。

 

     

 

親は死ぬまで子を想いながら一生の人生時間を送るのだと思う。

たとえ、心が離れていても、けんかをしても、どんなときでも

親が子を想う気持ちは、『血は水より濃し』の心境なのだろう。

我は、親と子の相関関係をそう信じてやまないひとりだ。

 

我も勤めを離れて幾多の歳月が流れたが、今は息子、娘たちの

関わりのほかに『社会的父親=Social Father』としての

立ち位置にいることも最近多くなってきた。

  

    

 

ご縁ある人が寄ってくる老年期を迎えている。

 

父親が、がんの余命宣告を受けて仕事をしながら看病するTさん。

母親も痴ほう症という中で二重苦の状況にあっても前向きに

健気に日々を送る『子が親を想うKimochi』で頑張っている。

 

そんなTさんに先日、心ばかりの菓子パンと飲み物を持って

病院に出向き、Tさんにお渡ししてきた。これも何かのご縁!!

 

   

 

我と過去に職場で一緒に働ていたMさん。30数年ぶりに

お会いしてご子息が引きこもりの中で毎日悪戦苦闘しながらも

生活をしていることを社会的父親として『傍に寄り添うこと』

『黙って話を聴いてあげること』の大切さを改めて感じた。

 

   

 

Mさんが涙ながらにお話しすることに対して『寄り添い』ながら

ただ傍にいてあげらることだけでいいのかもと思っている。

これも何かの袖ふる大切なご縁!!

 

サークル仲間で未だに独身でビールとお酒が大好きなYさん。

60歳を過ぎて体のあちこちが悲鳴を上げだしていることから

独身ゆえに食生活に多少の問題が潜んでいるだろうと思い、

『お節介をやく』ことを厭わない社会的父親の気持ちで

女房や我の作った料理のお裾分けすることが多くなった。

    

これも何かのご縁でつながった自分ができる御節介!! 

大事な人へのおもてなしの心だと思ってお節介を焼いている。

 

   

 

そんなこんなで、今は結構忙しい。でも、それらができる

自分も何となく心温めながら大切な人たちへの心のお裾分けが

できれば自分自身もホットな気持ちで倖せな日々を過ごせる。

 

血のつながりがなくても社会的な父親として『斜めの関係』が

出来れば Social Father として冥利に尽きる。

本当に嬉しい限りという心持ちだ。

 

自分も若かりし頃 たくさんの人たちに助けられながら

今日まで生きてきた。今度は助けられた分のお返しをする番!!

そう思いながら今を生きている。 親として、社会的父親として。

 

 

     (画像はネットからお借りしました)