バレエ沼界隈が基礎でざわめいております。
基礎については言いたいことが山のようにあります!
私はバレエに先行して社交ダンスをやってましたが、
なんと
社交ダンスでは基礎をやらんのです!
・・・・・・と 言いきったら、
語弊があるのは分かってるけど、
とりあえず置いといて。
社交ダンス専門誌ダンスファン誌にエッセイを連載してた
川北長利さんいわくには
社交ダンスはバレエのように
長い基礎訓練をしないでも踊れるダンスとして生まれた
そうです。
これは私が漫画で描いたことに対する補足として語られていました。
社交ダンスは始めて3分で踊れるようになるが
バレエは踊りに至るまで長い時間がかかる
そんなことを書いたんですよね~
これは本当です。
社交ダンスは お初でも
数分のレクチャーを受けただけで踊れます。
これは舞台芸術として発展したバレエと違って
社交ダンスはサロンダンスとして生まれたからであり、
社交ダンスの強みです。
これは凄いことです。
だって、いきなり踊る楽しさを味わえるんですよ~
社交ダンスだけやってた頃は気が付きませんでした。
しかし、社交ダンスのサロンダンスの面は
私が社交ダンスを始めた1980年代頃から
競技ダンスが盛んになるにつれて徐々に無くなっていきます。
これがサロンダンスってことでいいかなぁ?
どうだろう。>へなちょこ ヒロちゃん
なんでいきなり振ったかって、少し前にへなちょこさんが
葬送のフリーレンのダンスシーンのことを書いてたから😅
競技ダンスだと見つめ合ってる暇なんてないもんね。
トップダンサーの踊りを見れば、
それが地道な基礎訓練/踊るための身体作りなしに出来るものではないと
分かると思います。
でも、
地味でツライ基礎訓練なしに、
目指すところはそれ!
みたいになってるんですね。
学連さんはやります。>基礎訓練
かなり凄いです。
私が「あれをやってるから強くなるのね~」と言ったら
「基礎訓練をやったから~というより、アレで淘汰される」
ううう~ん・・・・・・それはありそう。
バレエ学校の授業レポートの話でも、
今はアレレ?でも数年後には綺麗なバレリーナになるんですね~
・・・・てなこと言ったら、
授業受けてたら出来るようになるのではなくて
淘汰されて出来る子だけ残る・・・って話だった。
切ないなぁ・・・・・・・
あ、話がズレた。
え~と、つまり。
社交ダンスはバレエみたいに、
見るからに無理ゲ~なことは出てきません。
※やってもいいけど、あえてやる必要なし
だから余計に基礎訓練とか身体作りとか
積極的にやらない、やらせないのだと思います。
多分、やったらかなりの人が
「こんなキツイことするならダンス止める~」となるのでは。
だって、身体作りなんかしなくても、
それなりに楽しく
それなりに綺麗に踊れるから・・・・・
何度も言うけど、
それは社交ダンスのいいところなんですっ!💦
でもでも、
もっと上手くなりたい、
派手なピクチャーなんかじゃなくて
本当の意味で上手くなりたい、
そのためには踊るための身体が必要・・・・と知ったとき、
学連さんみたいな身体作りをしたいと望んでも、
社会人になってダンスを始めた私には
その受け皿がなかったんです。
※1990年代半ば頃
私がバレエを始めた理由の一つはそれでした。
もともとバレエをしたかったけど、
大人だから・・・・と躊躇してた私にとって
強烈な理由付けになりました。
「社交ダンスの基礎固めにバレエをやる!」
そのうち本気でバレエが上手くなりたくなって
転向しちゃったんだけど、
そこでまた、
同じ思いをするとは思わなかったわ。
バレエの基礎と思ってやってたことが
基礎ではなかったなんて。
※バー&センターのフルレッスンのことね
しかし、社交ダンスの基礎固めにはなりました。
ただ立つだけ~とかトゥバランスの訓練は
普通 社交ダンスではやりませんが、バレエでは必須。
自分のバランスで立つ訓練にもなりました。
しかし、それは
バレエを踊るための身体を作るものではなかった。
大人のお稽古事が、
基礎からコツコツ積み上げるよりも
お楽しみ中心の浅瀬でチャプチャプが主流になるのは
仕方ないことなのでしょうか?
それはそれで楽しくて好きだけど(節操のないヤツ💦)
でも、選択肢として
他の道もあって欲しいと思うのです。