「ごはん」のPart2で書いた 電通大を取材したときは「ダンス上達のためには踊れる身体が必要」と、まだアタマで分かっただけだったんだなぁ・・・って思います。

切羽詰まってなかったからかな。
当時は子供たちが1歳と3歳で、個人レッスン中断してたから。

個人レッスンを再開して3年ほど経って、ダンスの基礎固めにバレエを始めて、そうこうしてるうち、それまでの経験やら知識やらが、少しづつ醸成されて「ごはん」になったって感じです。

・・・・・・・ここで日本酒がアタマに浮かんだ私って・・・・・( ̄▽ ̄;)


個人レッスンを再開した頃、ダンスファン誌で紹介されてた「PC通信ダンスネット」に入って、ネット上でいろんな人とダンス談義をしました。

そのとき、ジュブナイル指導トップランナーの先生が語ったことは、私が気付かないままに 遠い日に押されていた炊飯器のスイッチだったかもしてない。


そこで語られたのは、子供の頃からの訓練と、大人になってからのそれの違い。

成長期における訓練は、筋肉だけでなく骨格もダンス向きに成長させるということ。

 

その声が、バレエを始めて毎日せっせとストレッチしてるうちに、私の中で だんだん大きくなってきたんですね。

ストレッチのメインはバレエの定番「ベターっと開脚」でした。
最初は床におでこがコツンと付くくらいだったけど、そのうち顎が付くようになり胸が付くようになり・・・・・・・・・・・・・・
そして私の内腿とお尻は、常時 筋肉痛状態。


「ごはん」に至る とどめの一発が来たのは、その頃だったと思います。
バレエの先生の一人に解剖学方面から よく説明して下さる方がいて。

筋肉痛は、筋繊維が損傷するから起こる。
そこで身体は「筋肉を もっと強くしなければ!」と判断して、以前より強い筋肉を作る。
いわゆる「超回復」が起こる。


 

股関節は通常、左右に45度しか開かない。
それをプラス45度・・・左右それぞれ90度/両脚広げると180度を目標に毎日毎日ストレッチするなんて、あり得ない負荷が毎日かかり続けるようなもの。

ホント、身体って良く出来てますね。
それにちゃんと対応するんだから。

訓練下におけるそれは、それ以前とは違うものを作る。
成長期の子供のように、身長が伸びたりするわけではないが、身体は確かに変化する。

 

「踊れる身体を作る」って、ほとんど人体改造みたい。
いつしか私は、お腹までベターっが出来るようになっていました。


成長期を過ぎても生きてる限り、新陳代謝は繰り返される。

お肌のターンオーバーを思えば分かったはずなのに、なんで私、気が付かなかったんだろう!

成長期を過ぎても身体は変化してる。成長してる。
 

 ・・・・・となれば・・・・・
 

いくらトレーニングしても身体を作る材料が入ってこないと、どうしようもない!


そして、私の思うダンスの基本は「ごはん」となったのでした!クラッカー


しかし・・・・ダンスの基本は食生活って・・・・・・
それってフツ~「ダンスの基本」って言うかぁ???

 

結局、「それって当たり前じゃん?」ってのに、巡り巡って辿り着いたような・・・・・

 

でも、これはダンスを始めて誰でもすぐに出来る、毎日の日常でできる、優れモノのトレーニング?です。(をい・・・・汗)