先に このテーマで書いたとき、「ごはん」まで辿り着けなかったように、実際に辿り着くまでは、かなり長い年月が必要でした。
そもそも「ダンスが上手になるには踊るための身体が必要」ということも、
なんとなくの気付きが、少しづつ醸成されて確信に変わるまで、
何年もかかったし。
はっきり意識したのは、
学生ダンス界の横綱/電通大の練習会を取材したときかな~
踊り以前の基礎訓練がスゴイんです!
ボックスとかシャッセ?とか(名称知らない💦クイックの曲に合わせてやってた。)
ビシっとホールドの姿勢を決めたまま延々と立ってるとか・・・・
しかもボールバランスで!
筋トレ(サイドプランク)やストレッチも もちろんあるし。
コンペで学連さんが強いはずだと思いました。
「私がやりたかったのは これよっ!」と思ったけど、
社会人になった一般ダンス愛好者に それをやる場はない・・・・
今はダンス教室に、筋トレやストレッチや基本ムーブメントに特化した
団体レッスンもあるけど、当時(1900年代前半)は無かったんですね。
一瞬、もう一度 大学受験しなおそうかと思った(爆
その前後あたりから、
バレエのことはちらほら脳裏に浮かんでたけど、
まだ実行には及ばなくて。
そして「39歳で大人バレエ開始!」に書いたように、
一つの出会いが私の背中を押してくれて、
バレエに飛び込むことになる・・・と。
ホント出会いって大切ですね。
バレエのレッスンは 社交ダンスとぜんぜん違いました。
社交ダンスの団体レッスンでは
一時間半のレッスンの最初の30分は筋トレ&ストレッチなんてあり得ない。
最初からダンスシューズを履いてステップに入る。
今日始めた初心者だって、踊る楽しみを知ることができる
ところがバレエのド初心者クラスは、最初の30分はストレッチ&筋トレ。
バーに付いたらプリエにタンデュに・・・と、
社交ダンスで言ったら立ち方やらウォークばっかしやってるようなもの。
そしてバレエは、踊る楽しみなんて遥か彼方・・・・・
当時、ダンスサークルの指導してる友人が
ストレッチをレッスンに組み込もうとしたら
会員さんから「ストレッチするなら辞めます」と言われたそうな。
社交ダンスは幅広い嗜好に対応できる&
面倒くさくてキツイ基礎訓練なんかしなくても楽しく踊れるのがいいところ
と、今は心から思えるけど、
当時は「ダンスを甘くみるなっ!」とプンプンしてました。
・・・・ああまだ「ごはん」までの道のりは遠い・・・・