「おしゃべり分子栄養学」で分子栄養学入門(^^?

「おしゃべり分子栄養学」で分子栄養学入門(^^?

ミカド薬品本店・店主のブログです。日々の出来事。たまに分子栄養学の話も(^^ゞ

森本酒造(菊川市堀之内)の《小夜衣・純米吟醸 H26BY》を飲みました。

12月4日、またしても沼津の芹澤酒店さんの棚の奥で埃をかぶっている熟成酒をみつけ、救出してきました。3,003円。

前回救出した《杉錦 生酛仕込 純米初搾り》は5年だったけど今回のは10年熟成です。

せりざわ酒店さんには、毎年楽しみにしている杉錦の《生酛純米中取り原酒 きんの介》を買いに行ったんですが、入荷は来週とのことで残念。

でも、2024BYなら一本あるというのでそれをゲット。今年から3,300円に値上げだから2,750円で買えたのはラッキーです。

 

さらに面白いものはないかと棚の奥を物色してこの《小夜衣》を見つけたってわけです。

隠しておいたものなら申し訳ないと思いましたが、そうではなく、単に売れ残っていたとのこと(笑)

オリが・・・」と申し訳なさげに瓶をかざす唎酒師(店主の妹?)さんでしたが「10年熟成ですからね・・・。」と気にせず買ってきました♪

 

さて、杯に注ぐとイイ色合い。薄めの琥珀色って感じです。

H26BYということは息子の圭祐さんさんではなく森本均さん(お父様)の造り。

たまに甘さに重たさを感じるH.森本さんの造りでしたが、この純米吟醸は問題なし。

上燗から熱燗くらいでとっても旨し。

黒糖っぽい熟成香と甘やかな吟醸香がほんの少しずつで、熟成味とサラリとした甘さが見事に融合しています。

冷めてきた時に感じる酸味もいい感じで美味しいですね。棚の奥でうまく熟成されていたってことです!

せりざわ酒店さんの棚の奥は宝の山かも(笑)

原料米:誉富士70% 山田錦30%、精米歩合:50%、

日本酒度:+3.0、酸度:1.7、

製造年月:2015.06

エルヴィン・ルカーチ指揮日本フィルハーモニー交響楽団の演奏でブルックナー交響曲第4番変ホ長調「ロマンチック」をちゃんと聴いてみました。1991年5月20日、ブダペスト・ライヴです。

弦が少々非力とはいえ、やはり聴きどころが多い!

まず、バランスの考えられた暖かみのある響きで、決してうるさくならないのがイイです。基本テンポは普通ですが、フレーズに沿った自然なアゴーギクがコクのある表現となっています。

そして、指揮者の意図をオケのメンバーがしっかり理解しているので音楽の流れが自然で滋味深いです。

基本的にハース版(第2稿)のようですが、ルカーチこだわりの解釈が散りばめられていますね。

少し上げてみましょう。

 

第1楽章冒頭のトレモロでは、12小節からクレッシェンド・ディミヌエンドする(再現部も)なんて小技が効いています。

第2楽章では、204小節からテンポを速めるのもこだわり部分でしょうね。また、222小節からの均等連打ティンパニでは、232小節でリタルダンドとクレッシェンドで一瞬間をあけてから、233小節へ入ります。タイミングばっちり。

そして日本フィルのホルンは上手いですね。軽やかに転がり弾む第3楽章では51、63、69小節のホルンに前打音(16分音符)が追加されています。付けたい気持ちは理解できますが、ま、有っても無くてもイイかな・・・笑

トリオはオーボエとクラリネットですね。フルートとクラリネットだとハースノーヴァクか分からないけど、オーボエならハースですね。

第4楽章はスケルツォ主題の回想から盛り上がって提示される第1主題(43小節)の直前に大きな間を作ります。やるならこのくらい吹っ切れてくれなきゃって感じで気持ちいい!

第2主題部手前のフォルテ3つの部分ではファゴット・トロンボーン・低弦の3連符に、なんと、ホルンが追加されます(74小節~)。重心がやや高くなりますが、カッコイイ! その後の初版から引用されるシンバル(76小節)も生きています。

展開部に入ってからのコラール風に第2主題が強奏されるところ(237小節~)を弱めに柔らかく奏するのなど、こだわりなんでしょうね。

 

これらに初版(第3稿)からの引用がいくつか加わりルカーチの解釈にぴったりハマっています。

第1楽章では提示部の終わりの方(169小節)で間をあけ、低弦にアクセントをつけて強く弾かせるのが初版の特徴です。こうでなくてはって感じ♪ ルカーチがおもしろいのは、その直前の金管のファンファーレ風のパッセージ(165小節~)の4分音符が短めで軽いこと。ここは少々違和感があります(笑)

あと、再現部の手前(325小節~)にティンパニを追加するのも初版からの引用ですね。

どっちでもイイのですが、第4楽章で198小節のチェロが4つ目の8分音符を実音DではなくBにする(196小節と同じ)のも初版でしょうね。

 

全体的に上手さが光るホルンですが、第1楽章の最後は4人(ユニゾン)の音程がいまいち合わずちょっと残念。

第4楽章の262小節で可愛いミスがあるとはいえ、全体を通してホルントップはとても上手いです。

ということで、しっかり聴き直してみてもいろいろと楽しめる名演でした。

 

ミカド薬品本店、三島市大場

南部酒造(福井県大野市元町)の《花垣 純米 60》を飲みました。

昔飲んだことがあると思っていたのですが、過去のメモを調べてもありません。もしかしたら《花垣》って初めて飲むのかな・・・?

名前はよく知っているのに・・・。何回か購入候補に上がっては最終選択で外していたようです。

おいしい! 好みの味です♪

杉錦の《生酛純米中取り原酒 きんの介》と同系の甘味(バナナ風味)に米の旨味と、それらを生かす酸が味に厚みを与えています。もちろんキレもいいので、飲み込むとまたすぐ口に含みたくなります。危険ですね(笑)

こんな旨い酒を今まで呑んでいなかったとは、うっかり者!

余計な香りもないし、これはきっと7号酵母で上手く醸された酒に違いないと思って調べたら701号酵母とのこと。7号の泡なし酵母ですね。

精米歩合:60%、アルコール分:15度、製造年月:2024年11月

 

今日の音楽はブルックナー交響曲第4番変ホ長調「ロマンチック」。

演奏はエルヴィン・ルカーチ指揮日本フィルハーモニー交響楽団。ブダペスト・コングレスセンターにおける1991年5月20日のライヴです。

ハース版が基本のようですが、一筋縄ではいきません。改訂版からの引用他いろいろ手が入っているような・・・。聴きどころの多い演奏♪

 

ミカド薬品本店、三島市大場

12月7日の日曜日に三島フィルハーモニー管弦楽団のファミリーコンサートが開催されます。

●第一部 みんなが知っている名曲
久石譲:となりのトトロ オーケストラストーリーズ(楽器紹介付)
ヨーゼフ・シュトラウス: ポルカ「鍛冶屋
ヨハン・シュトラウス二世:ポルカ「雷鳴と稲妻
グリーグ:組曲「ペールギュント」より「
ヨハン・シュトラウス二世:ワルツ「美しく青きドナウ
ヨハン・シュトラウス一世:ラデツキー行進曲

●第二部 イタリアオペラ・ハイライト
ヴェルディ:「椿姫」より「プロヴァンスの海と陸
プッチーニ:「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ
プッチーニ:「蝶々夫人」より「ある晴れた日に
ヴェルディ:「運命の力」第4幕よりドン・カルロとアルヴァーロの二重唱
プッチーニ:「ラ・ボエーム」第3幕より
 ミミとマルチェッロの二重唱
 ミミ、ロドルフォ、マルチェッロの三重唱
 ミミのアリア

 

指揮松村優吾さん。
ソリストはテノールも加わって3人です。贅沢ですね~♪

岡本実佳(ソプラノ)、前川健生(テノール)、月野進(バリトン)。

会場:三島市民文化会館・大ホール

日時:2025年12月07日(日)13:00開場 13:30開演

 

三島市大場、ミカド薬品本店

2週間ほど前にみかんを頂きました。

10日ほど前にはリンゴを頂きました。

そして、今日はお二方からを頂きました。

有難いことです。感謝!

 

11月8日追記♪

今日(11/8)は大きな椎茸も頂きました。

 

ミカド薬品本店、三島市大場