To my frieds

背中の羽はなくしたけれど

不思議な力残っている。



という訳で『ヤス』がヴァナ・ディール舞い降りた。
前回紹介した彼が遂にヴァナ・ディールに舞い降りた。

名前は『コードギアス反逆のルルーシュ』のキャラの名前をヤスに掛け合わせたものだと話していた。

彼はなんの職業にするのだろう?

熱さでいくと『戦士』『モンク』

しかし彼は立ち回りがうまいこともあるので『シーフ』か?

知的なところを見せることも好きなので
『赤、白、黒魔導士』
もありか?

いやでも彼に守りは似合わない。

となると赤か黒だ。

結局絞れていない。

そんなこんなで彼は降り立った。

ヤスは街の広場の噴水の前にいた。

長身のエルヴァーンだ。

僕は手をふり、お辞儀した。

コマンドテキストを使用してだ。

『どうやってやるの?』

もちろんsayだったので、
周りの人全員に聞こえてしまう。

まずはtellのやり方を伝えた。

tellが定着したので彼に職業をきいた。

『赤魔導士だよ。』

魔法をバンバン使って、さらに前線でガリガリ刀を使う事を熱く語っていた。

『敵はどこだ!』

ヤスが高らかに言う。

スラムダンクの仙道の指を挙げる仕草を彼はよく真似するのだが、この時もおそらくそのテンションだとおもう。

僕は彼を荒野に連れていった。

そしてまず戦いの基礎を教える。

彼は素直に聞き入った。

『よし!行くぞ!』

そう言ってミミズに戦いを挑んだ。

ガスッ!

ヤスの拳がミミズにヒットする。

そう、拳が。

彼は素手だった。

これは、
なんて、
無謀な。

僕は彼に
『援護要請だして』
とうつ。

しかしそんな事できるはずもなく…

しかし戦闘解除はできた。
僕はすかさずミミズに攻撃。

あっけなく倒れるミミズ。
『武器はどこだ!』

ヤスがまた仙道ポーズで高らかにうつ。

たまにsayで打っていた。
僕はヤスに刀をプレゼントした。

ヤスは

『行くぞ!』

と何故かリーダーのような雰囲気で荒野にまた出た。

そしてミミズと戦う。

難なく勝利。

『無敵だ…』

それは言い過ぎだとおもった。

その後ヤスは順調に経験値を稼いだ。

『かっこいい』と言う理由で戦闘中ちょこまか動いているのが気になった。

程なくしてレベルが2になった。

『ボスはどこだ!』

仙道ポーズ三度。

というかポーズが仙道なだけで、実際仙道はもっとのらりくらりとしている。

『ボスはここにはいないよ。』

『あれはなんだ?』

ヤスの先にはカメがいた。
幾度となく僕を苦しめたあのカメが。

『あいつはやめた方がいい…』

と言ったときにはもうヤスはバトルを開始していた。
ごっそりとられるヤスのHP。

このままでは負ける。

『戦闘解除』

と打つ。

ヤスは

『いや、まだだ!』

もうダメだ!負ける。

バタっ。

倒れたのはカメだった。

ヤスは勝利した。

『こう言うひりついた戦いがしたかった。』

彼は満足そうにそう打った。

昔はそうだった。ヤスとてっちゃんはひりついた戦いが好きだった。コンパで満身創痍になって、それでも潰れずに生き残る。
それが好きだった。
そして俺もそうだった。

社会人になっていつの間にか守りに入って、

明日があるからと誘いを断り、なんとなく過ぎていく1日をなんとなく過ごした。

しかし、カメが思い出させてくれた。

できるできないじゃない。
やるなんだ。

かてるかてないじゃない。
勝つんだ。


カメるカメないじゃない。
亀梨なんだ。

KAT-TUNの亀梨君なんだ。
そういやいつかの新歓コンパに言ったヤスが新入生の事を総称して『量産型亀梨君』と言っていたのを思い出した。

そんな事を思い出させてくれた。

しばらく戦闘してヤスは3レベルになった。

明日仕事の僕らは、ここらで退散した。

最後に武器をあげた。

のちのちその武器は装備できない事がわかって恥ずかしかった。

そんな1日だった。

というか後半適当になった。

そしてなにより。

10月6日はヤスの誕生日だった。

HAPPY Birthday!

てっちゃん風に言えば

『また死に一歩近づいたな!』
8月の中盤にさしかかるくらいの話。

ヴァナ・ディールに新たな冒険者が舞い降りた。

ヤスだ。

後輩から『皇帝』とよばれる。いや、『俺の事を皇帝と呼べ』と言っていた男だ。

確か前に書いたからそれを見てくれると分かりやすい。

彼は熱いハートを持っているのだ。

そんな彼を僕は誘った。

大学一年生の時のサークルの新歓コンパで知り合ってからの無二の親友だ。
はじめて会ったときにコンパが始まる前に
『ブサイクが来たらタンブラー出殴る。』
と尖っていた彼。(僕も尖っていたが。文化系不良。)

出会ってから8年だが、今では誰よりも気を使う。

そんな彼のエピソードを幾つか紹介する。

サークルの人だけが深くわかるネタで申し訳ないが。

一年生の9月にみんなでオールしたときに
『1500円なら即決です。』と言ってエースを激怒させてカラオケでなぜか話し合いをした思い出。

熱かった。

↓恋の思い出↓
『視線と視線がぶつかってしまう。』
『電話線で戦争を起こす。』

本当に熱かった。

二年生のクリスマスパーティーでプレゼントが足りないと思い、早とちりで高らかに
『ミスが発生いたしました。』
という潔いアナウンス。

とにかく熱かった。

三年生の夏合宿。
おれらの幹部終了の日に、幹部で思い出に浸ろうとしている時。
おもむろにテレビをつけてガンダムSEEDを見だして、玉置成実のオープニングテーマが流れると立ち上がり『てっちゃん踊ろうぜ!』と言った顔も今でも忘れられない。

ほとばしるほど熱かった。

短大生の女の子に『最強の武とは?』という話しをふったり。
クラブを貸し切ってイベントをしたときに『クロスファイアーハリケーンスペシャル』という題名の出し物をやるといって、どんな出し物かと見てみるとハンズで買ったような手品だったり。
エースが付き合っているとわかったとき、みんなが怒っているなか誰よりもはやく『おめでとう』と言ったり。
卒業式にFFの曲を流し『何度でも泣ける』と言ったり。

裸で新聞紙にくるまれていたり。

もう存在が熱かった。

『水木一郎が「ぜぇぇぇぇーっと」って言ってて、これは買うしかないと思った。』も彼の熱さがわかる名言だとおもう。


ここまで読んで彼が空気が読めないと思わせてしまったらすいません。

もっとも空気の読める男です。

てっちゃんも読めるけど、それ以上です。

僕が二年生の時に告発されて、その返事を考えたとときに相談したのは彼です。

おっと、ヤスの事を語り過ぎてしまった。

すいません。

とにかくそんな彼が舞い降りたのだ。

1万円するキーボードを購入するなどやる気は十分だ。

さて、次回はそんな彼のFF11初体験を書き記そう。


ヤスへ。
プライバシーもへったくれもなくかいてしまってすまない。
だって少し紹介しようとしたら思い出が洪水の様に押し寄せてしまったのです。
職業はシーフになり、新しい僕のFFライフが始まった。

いつもの荒野に繰り出してまたミミズやコウモリと戦う。カメは強いから避けよう。

前より効率よくレベルあげができそうだ。

レベル3になったとき、

レベル2黒魔道師のタルタルが話しかけてきた。

『パーティーくみませんか?』

僕は迷わずオッケイを出した。

話しをするとその人は昨日始めたという。

便宜上彼をEさんとする。


ここは僕がこのゲームのいろはを教えなくては!

と、何故か義務感が生まれる。

そんな訳で、まずはシグネットのかけ方(ちなみに僕もこれの意味はよくわかっていない。)。

競売の使い方。

ホームポイントの設定。

など、最低限の知識を伝えた。

Eさんははきはきとした返事で毎回答えてくれた。


さて、戦いに繰り出すぞ!
また荒野に行く。

まずはミミズと戦おう。

そうおもった。

しかし、

Eさんはいきなりカメに向かっていった。

そして黒魔道師なのに肉弾戦で戦い始めた。

僕は短く

『きけん』

『さがって』

と打った。

Eさんからの返事はない。
僕はカメの攻撃を自分に向かせるために殴りかかった。

やがてカメの攻撃が僕に向く。

そして辛くもカメを倒した。

『やったー!パーティー楽しいですね!』

Eさんは言った。

うん。確かに楽しい。ハラハラした。

しかし如何せんリスキーだったので僕は作戦をたてた。

①Eさんは安全なところにいる。

②僕が敵を連れてくる。

③Eさんは離れたところから魔法。僕はひたすら叩く。

この作戦にした。

そうして僕は丁度いい敵を連れてきては2人で退治した。

戦闘がスムーズにこなされ、レベルがどんどん上がる。

しかし、なんかもっとわくわくしたい。

そうおもった。

そこで、

『強そうだ』と戦ってみないかと伝えた。

Eさんは『そういうの待ってました!』と嬉しそうだ。

そうして僕は強そうなカメを連れてくる。

ガス!

カメの攻撃は僕の体力を大量に奪った。

しかし僕には勝算があった。

シーフの特殊能力『絶対回避』だ。

これは一定時間すべての攻撃を回避する技だ。

フフフ。

僕の体力が半分ななりいざ発動!

そのときだった。

Eさんが飛び込んできた。
そしてカメの攻撃の矛先を自分に向けたのだ。

そうして僅か三発で死んでしまった。

その後絶対回避がついてる僕はつつがなく勝利した。
うわ、すごい申し訳ない。
Eさんの熱い気持ちの手前、なんか申し訳ない。

Eさんは『ちくしょー!もう少しだったのに!』

と悔しがった。何がもう少しなのか不明だが、

僕は『Eさんのおかげでなんとか倒せました!』

と伝えた。

その後、また安全に戦い、たまに強いヤツと戦った。
いつのまにかかなりの時間がたっていた。

さすがに眠くなったので、2人で街にもどった。

最後にEさんにいろいろアイテムと調子に乗って3000ギルをあげた。
この時本当は4000ギルしかなかったが、余裕を見せて渡した。

Eさんは
『すごい楽しかったです。ゆうすけさんにあえて本当によかった。明日も来ますから一緒に遊びましょう!』

僕は

『もちろん』

と短く先輩風をふかせた。

そして次の日。

忙しかったけど、頑張ってFFをやった。

いないんすけど。

僕はEさんとレベルが離れることを回避するために、敢えてプレイしなかった。
結局三時間まった。

来なかった。

それから一度もEさんに会っていない。

これ7月の話。