ちんたら読んでます
基本、本は借りて読んでます
こちらは、三女に市立図書館で借りてもらった
市立図書館の貸し出しは、とうとう全自動(人を介さない)に
なったので、紀玉オバサンは縁遠くなってます
『虫とゴリラ』 養老孟司 山極寿一 毎日新聞出版
解剖学者の養老孟司先生は虫の研究、
霊長類学者の山極寿一先生はゴリラの研究、
お二人の研究を重ね合わせて見えてくる現状の解説、
人間が変えてきてしまった事に、気づかないでいる人間、
自然というものを情報化してしまい、
教育自体も情報の上に成りたたせている現実、
「自然」と共存するという意味をはき違えて進む
工業的な緑化や、
ビッグデータの「数」だけで良いも悪いもない均一化、
今の日本を嘆いてらっしゃいます、
私もそう思います、
山極先生の「あとがき」に
『仲間と違うことを前提に、共鳴しあうのが幸福』
と、あります。
本当にそうだと思います。
紀玉