朝のNHK連続テレビ小説「虎に翼」が良い。
主人公の伊藤沙莉が、時おり、口にする
「はて?」という言葉がすごく良い。
「なんで?」でも
「どうして?」でもない。
「はて?」
心に引っかかる違和感。
なぜ、違和感なのか、そのときすぐにはわからないし、説明もできない。
だから「なんで?」「どうして?」に近いけど、そこまででもない、でも捨て置けない 日々の「違和感」
気づかないふりをして、スルーした方が「かわいい」
相手にとって「都合がいい」
いちいち「めんどくさい」
がしかし、そこをスルーしないで
「はて?」と首をかしげる。
そうやって、「無能力者」だった女の道を切り開いてきた尊い先輩。
例えば、トイレにトイレットペーパーの芯が置いてあったとき。
空になったリステリンの容器がそのまま洗面所に置いてあったとき。
「はて?」
わたしも使ってみようかと思う。(ちっちゃ)
考えてみたら、伊藤沙莉は、今までの役も、違和感に「はあっ?!」と、大きな声で異議を唱えるタイプの人だった。
「ひよっこ」の米子役も、「ちょっと思い出しただけ」のようちゃん役も。
https://ameblo.jp/osekkainaobasan/entry-12846661844.html
今回は
「はあっ?!」じゃなくて
「はて?」
良いなあ。
オープニング映像に、第1話目にチラッと登場した新聞読んでる道端に座ってるおばさんと新聞読んでる子どもがいるのがすごくいい。
オープニング映像も、ちゃんと観ちゃう。
子ども時代から始まらないのも良い。
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