とある冊子の編集に関わっています。
大詰めを迎えていて、ひっきりなしに辞書を引いています。
「自分に帰る場」「自分に返る場」「自分に還る場」
どれなんだ?
「原点回帰」という言葉もあるし「帰る」なのか?
「繋がる」「つながる」?
「わかちあう」「分かちあう」「分かち合う」?
「出来る」「できる」?
「我が子」「わが子」?
「面白い」「おもしろい」?
難しかったのは、数字。
「一つ」「1つ」「ひとつ」
どれなんだ?
「11000」「11,000」「1万1000」「1万1千」?
これはわたしの持ってる辞書じゃダメだ〜バンバン !
こういうのがいいんだと思う
→ 記者ハンドブック 第14 版
1つの紙媒体でどの表記を選ぶか。
表記が混ざるのはおかしいので、統一するのが基本。
意図的に変える場合もあるかもしれませんが。
「わたし」「私」「ワタシ」
宮崎駿さんも、表記の統一の手書きの指示書を壁に貼ってました。
例えば、
「全部」なのか「ぜんぶ」なのか
「一生懸命」なのか「いっしょうけんめい」なのか
あ行から順に
細かく
↓
1人で原稿を書いてたら、統一しやすいけど、数人で原稿を書いてたら、表記の癖があるから、1冊の中で表記を統一させるの、すごく大変。
目視 なので。
どんなに確認しても、漏れがあったりするのが紙媒体の怖いところ。
印刷されてから、
「なんでこれに気づかなかったんだ〜〜〜〜」
(訂正シール貼り〜〜〜何千部〜〜〜〜泣)
ということがあるから。怖い。
(メールも送っちゃったら修正できないから怖いですけど)
考えてみたら、地方公務員だったとき、1人担当で5年間、毎月毎月16ページ〜24ページの紙媒体をイラストレーターで編集して発行していたのでした。
あのときの感覚が鬼のように蘇ってきた〜。
よくやってたな〜。
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