今までに出会ったことのない工夫が凝らされている絵本 『地球をほる』 | 絵本読み聞かせ講師・上甲知子「絵本で子育て講座」出前します【小田原 湘南 横浜 静岡】

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絵本の読み聞かせを味方につけると子育てはもっと楽しくなります
「読み聞かせなんてめんどくさい」という方も、簡単に楽しくできるときだけ続けられる「絵本で子育て」をお伝えします

皆さんは、地球を掘ったこと ありますか?

 

小学生たちに聞いてみました。

「あなたたちは、掘ったこと ありますか?」

「なにを?」

「地球を」

間髪入れず

「あるー!!」「あるよ!」と

叫ぶ男子。

 

ちょっと考えてから

「ある」と

答える男子。

 

「日本なら掘ったことある!!」と答える男子。

 

ほうほう。

そうなのね。

じゃあ、この絵本を読みます。

 

 

 

 

 

 

地球をほる

川端誠

BL出版

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人前で読むのは、実は初めてなのだ。

 

2023年9月9日に、

大磯図書館で買いました。

 

 

 

買ったまま

誰にも読まずにいたのですが

読む場を見つけられずにいたのですが

ふと

学童保育所に持っていって読んでみました。

 

 

 

サインを見つけて

 

「なんで、『とんちゃん』って書いてあるの?」

 

「あのね、会ったのよ、この人に」

 

 

読み始めました。

 

 

 

 

 

「地球の真ん中は無理だよ、熱いから!」

 

「妹、ドンマイだ」(妹は、連れていってもらえない)

 

「あ、それ。古代の」

 

「どんだけ早く掘れるんだよ」

 

「剣あるよ」

 

「うえ〜〜」

 

「向き、こうじゃない?」

「こう?」

 

 

 

最初は、ワイワイワイワイ

ツッコミを入れながらにぎやかだったのですが

そのうち

シンとなりました。

 

地球の反対側に出たあたりから。

 

 

 

 

 

「ね。英語だよ。誰か読める人いない?」

 

とヘルプを頼んだけど

誰も名乗りをあげてくれなかったので

日本語で たどたどしく 読みました。

 

(英語の上に振り仮名のように日本語訳が書かれてて字がちっちゃいから)

 

それが余計、みんながググッと息を潜めるようにして聞いてくれているような気配を生んだのかもしれません。

 

 

買ってからずっと読まずにいたけど、すんごい絵本だと思いました。

 

今までにわたしは出会ったことのない工夫が凝らされている。すごい。

 

これではやっぱり伝わらないと思うけど、しょうがない。

 

文章にできないと思って、喋れば、書けるかなと思って、昨日、インスタでもしゃべりました。

 

 

川端誠さんのことを書きたくてうまく書けなくて、下書きがずっとある。

 

 

 

 

 

 

 

川端誠さんと

 

 

 

大磯図書館にて

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても学童さんたち、かわいい。

 

「あー!! バリケード、乗り越えたのかよ!」と怒ってる。

 

わたしがいつも原付で行くので、駐車場のジャリを高く盛って、バリケードを作って待ってたらしい。

 

「そんなバリケード、簡単に乗り越えちゃうもんね」

 

部屋に入ると、いい位置を陣取って、スタンバッて今か今かと待ち構えている。

 

「怖い絵本持ってきた?」といつものセリフ(笑)

 

 

 

 

かわいいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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