わたしが最近、すごく気に入っている絵本 | 絵本読み聞かせ講師・上甲知子「絵本で子育て講座」出前します【小田原 湘南 横浜 静岡】

絵本読み聞かせ講師・上甲知子「絵本で子育て講座」出前します【小田原 湘南 横浜 静岡】

絵本の読み聞かせを味方につけると子育てはもっと楽しくなります
「読み聞かせなんてめんどくさい」という方も、簡単に楽しくできるときだけ続けられる「絵本で子育て」をお伝えします




気づいている人は

気づいてると思うんです。



わたしが

このところ、

すごくしつこく

あっちこっちで読んでいるある絵本。



あの絵本。



ああ。

あれねって。





こちらです。



 でんしゃはうたう
作: 三宮 麻由子
絵: みねおみつ






出会いはこのときです
移動の楽しみを描かれた絵本 でんしゃはうたう










相当、気に入って

もう、それこそ、あっちでもこっちでも

読んでます。



シニア向け

0歳1歳2歳さん向け

中学生に体育館で

中学生に教室で

小学生の朝の読み聞かせで

絵本セラピーで





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これでもか

これでもか



読んでいます。





それだけ

わたしにとっては、なんというかエポック的な出会い、だったんですね。



絵本講師仲間の内田早苗さんにお誘いいただき

夏休み最後の週末に

こどものとも社さん主催の、保育士さん向けセミナーに参加したんです。











そうそうたる4人の登壇者のうち、わたしは

三宮麻由子さんのお話が一番、響きました。







そして

その後もずっと、わたしの中で、三宮麻由子さんの声が響き続けました。





実はそれまで、わたしは、三宮麻由子さんの絵本を1冊も持っていませんでした。



どうやって読んでいいかわからなかったんです。

でも、その講演会で、三宮麻由子さんに読んでもらって

ものすごい衝撃だったんですよね。



ああ。



わあ。



ああ。



わあ。



無意識に聞こえている音。

これを

言語化するとこうなるんだ。



踏切の音って言ったら

「カンカン カンカン」と思うじゃないですか、それ以外ないでしょ。



でもね。

この絵本は、違うんです。



そして、

それを声に出してみると

ああ、そうだよね。

そのように聞こえるよね。って気づかされるんです。



「ジャズの楽譜だと思って読んでください」とおっしゃってました。







移動の音。

電車が歌っている。



感性を研ぎ澄ます。



耳で触る。

絵本は心で触る。





その三宮麻由子さんの絵本を

そのセミナーでも買おうかどうしようか迷って

(そのとき買えば、サイン入りの絵本と交換してもらえたんです)



結局買わなかったくせに

やっぱり買おう!と

かがくのとびら展にて

買いました。


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それから

あっちこっちで読んでいます。



そして、必ず、三宮麻由子さんのお話の一部をご紹介しています。



目が見えなくて

ここから駅まで行って電車に乗って出かけるとしたら

どんな気持ちがするか、想像してもらいます。



そして、移動は楽しい。電車は楽しい。そんなことを伝えたいと思って

全盲の視覚障害者である三宮麻由子さんがテキストを書いた絵本なんだ。

そういうことを読み聞かせの前後にご紹介しています。



ただ、読んでもいいんですけれど、

三宮麻由子さんの言葉をご紹介して読んだ方が

より、この絵本がグッとくると思うので。







そして、つい、読み聞かせの時間が終わってからも

「たたっつつ たたっつつ」と

言ってしまっている男子を見かけると

内心、ニヤッとしてしまうわたし。









でんしゃはうたう
作: 三宮 麻由子
絵: みねおみつ














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