《 ブレーンの重要性  》 | お節介ジジイの辛口談義

今朝はクラーク・テラーのミュートのきいた
トランペットを楽しんでいるお節介ジジイです。

曲はおなじみ
「Satin Doll」。

この曲は多くの連中が演奏していますね。
エリントン、ピーターソン、マッコイ・タイナー、って
そうそうたるメンバーが演奏している名曲です。


「布を被った人形」ってどういう意味があるのかと
佐世保のjazzバーのカウンターで話していたら、
マスターが
「馬鹿じゃなかと??」って言いながら
教えてくれました。

「売春婦」っていう意味だそうですが、

何十年も経ってから外人の友達に聞いたら、

「初耳」って言われましたが、
この訳は本当だと思っちょります。

https://www.youtube.com/watch?v=GivaZbLzaoQ

自民党の中は
コロナ対策などぶっ飛んでしまいましたがな。
まあ、いろんな駆け引きの中で菅チンは潰されてしまったと思われますね。
元々、
「総理の器」ではなかったのですから、

背伸びしてもどげんもならんかったと思います。

昔から政治は
「魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界」って言われてますが。
まさにその通りでしたね。

 注:魑魅魍魎人に害を与える化け物の総称。
        私欲のために悪だくみをする者のたとえ


まあ、あと10日ほどで、キツネやタヌキの正体がわかりますので
果報は寝て待てばいいと思いますが、誰が総理になっても

大勢(たいせい)に大きな変化は望めんでしょうね。

それより、昨日のブログで触れた菅チンの失敗に関して
少し私見を述べてみます。

彼の失敗は色々と言われていますが、私の個人的な意見は

「彼にはブレーンがいなかった」に尽きると思います。
ブレーンはいたけど、
そのブレーンを
使いこなせなかった
のかもしれません。

組織のリーダーにとって非常に大事なことは
リーダーの
ビジョン、価値観の本質を理解/納得し、
リーダーのために
戦略をたて、考動し、具申してくれる
ブレーンが必要なのです。

そして、リーダーはこのブレーンの意見を聞き、
かつ内容を吟味・納得し、指示をする必要があったのです。

菅チンのブレーンは皆さんも少しは記憶にあるかもしれませんが、

和泉洋人という補佐官です。

ノーベル賞を取った京大の中山教授のところに
恫喝に行った
大坪寛子(厚労省審議官)と関係があったと
マスコミを賑わせたお二人さんです。

この和泉補佐官と大坪審議官が日本の医療行政を歪ませていると
当時は新聞等で叩かれていましたね。

この和泉補佐官は安倍内閣の時に
菅官房長官が重宝していた
ブレーンだったとです。
当時は
文科省事務次官の前川さんを更迭したオッサンとしても
有名ですね。
不興を買った
「安倍のマスク」の発案者もこの和泉補佐官だったし、
「ガースー」の発案者もこのオッサンだったという
報道もありましたね。


このオッサンは権力を振りまいて、
反対意見封じ込める手法は菅チンと全く同じなのです。
まあ、結果的には菅チン自身が

飼い犬に手を噛まれたのかもしれませんね。

どちらにしても、
まともなブレーンがいなかった,

もしくは、使いこなせなかったのが
菅さんの致命傷になったと思います。

組織のリーダーは、
自分が誠実であると同時に
ブレーンの
誠実性をきちんと見極める必要があります。
 

リーダーとブレーンの役割/責任は非常に大事なので
再掲します。


組織のリーダーにとって非常に大事なことは
リーダーのビジョン、価値観の本質を理解/納得し、
リーダーのために戦略をたて、考動し、具申してくれる
ブレーンが必要なのです。
ブレーンにとって特に大事なことは、
現場の実態を理解した上で、戦略・行動・具申が必要なのです。


そして、リーダーはこのブレーンの意見を聞き、
かつ内容を吟味・納得し、指示をする必要があったのです。



自分の会社を良く見てください。
現場のことを何も理解しようとせずに、
自分達の勝手な理屈でルールを作るような

組織になっていませんか??

ということで、今日はオシマイ!!