つい最近まで真夏日の様な天気だったと思っていたら、いつの間にか
「冬かいな?」というような気候になってしまい驚いているお節介ジジイです。
ということで、今朝は“ Autumn Leaves ”を聴こうとビル・エバンスのピアノを
選択したとです。ベースのスコット・ラファロが淡々とピアノに張り合っているのが
気持よく響きますね。
ビル・エバンスと言えば、クラシック音楽的なジャズの奏者と言われていますが、
彼のタッチはスタンダードなジャズそのものですし、ハービー・ハンコックあたりに
引き継がれているとでしょうね。
https://www.youtube.com/watch?v=r-Z8KuwI7G
さて、ラグビーのワールドカップの決勝戦がイングランドVS南アフリカに決まりましたね。
長い戦いでしたね。でも、久しぶりに「血湧き肉踊る」スポーツを堪能しましたがな。
スポーツとしてのラグビーの面白さを堪能させていただいたのですが、
何んともスッキリしないものがあります。
1)日本選手の日当が一日1万円。
★ あれだけの戦いをして、しかも身の危険を感じながら1万円ですぞ!!
その辺のハナタレ小僧の小遣いより少ないのと違いますか??
4年前は3000円だったげな!?
★ もちろん、今回準々決勝まで勝ち進んだので、日本ラグビー協会から
一人100万円の臨時インセンティブが出たと聞いて少しほっとしました。
★ 「日本代表は報酬のために闘っていない」ってヘッドコーチが言っていましたが
何とかならんとでしょうかね。
2)優勝国の賞金がゼロ円。
★ サッカー、オリンピックと並ぶ世界三大スポーツ大会といわれているラグビーワールドカップ
にも拘わらず、賞金はゼロというのが不思議。
サッカーなどは優勝国45億円、出場国には10億円が支払われるとです。
★ ラグビーワールドカップの総収入は400億円と言われていますが、どの国にも配分無しですから、
このお金はどこに消えるとでしょうかね??
★ ただ、優勝国には「ウェブ・エリス・カップ」なる金箔の優勝カップが与えられることになります。
純金ではなく金箔なのです。
スポーツのプロ化が急速に広がっている中で何故ラグビーをする人、見る人が多いのでしょうか??
「ラグビー命」の友人に教えていただきました。
『ワールドラグビー憲章』というものがあり、ラグビーをする人、見る人、関係する人皆さん方が
下記の五つのコア・バリュー(根幹となる価値観)として目指す必要がある。
ここにラグビーが「紳士のスポーツ」といわれる所以があるということなのです。
私みたいな下賎の人間が「お金、銭、キャッシュ」って言うたらアカンとです。
★五つのコア・バリュー(根幹となる価値観)
品位(INTEGRITY)
情熱(PASSION)
結束(SOLIDARITY)
規律(DISCIPLINE)
尊重(RESPECT)
何故かこの価値観はビジネス社会(組織)にも直ぐに当てはまる価値観のような気がします。
ということで今日はオシマイ!!